アラビア書道とその周辺

3月25日（水）16:00に戸塚駅付近の大踏切が閉鎖されました。

たまたま、近くを通りかかったので見ていましたが、いつもはガラガラの踏切付近には多くの人が集まっていました。
16:00直前には踏切マニア（？）がiphoneなどを掲げてにはわざわざ踏切を何度も行ったり来たしながら、映像を撮っていました。

閉鎖を知らない車も数台いたようで、突然工事用の赤いコーンが車道に置かれてもしばらく待っていましたが、係員が説明し、Uターンを始めました。

（廃止直前の様子）

16:00丁度になると、係員と工事関係者らしき人が一斉に踏み切りを締める作業に入りました、それと同時になぜか「踏切有り難う」というような歓声があがり、あっさりと踏切は閉鎖されました。それを見納めると人々は三々五々どこかへ行ってしまいました。


（締め切り直後の様子）

この踏切の正式名称は「東海道踏切」で国道１号が東海道線、横須賀線、更に貨物線の６本の線路を横切り、ピーク時は１時間のうち５７分間も遮断されていましたので、ここを待たずに渡れるのは非常にラッキーでした。
大踏切がなくなった代わりに車道は地下トンネルに、歩道は陸橋になりましたが、建設開始から完成まで10年弱かかっています。

ただ、多くの戸塚区民はJR戸塚駅の地下道を使っていたので、この踏切を使うことは少ないのですが、車の流れはかなり変わって行くと思います。
陸橋の方はしばらく前から開通し使用されていました。エレベーターも付き、自転車も通行できる立派な陸橋ですが、歩行者には一寸使いにくい陸橋です。

（かなり立派な陸橋）

ひょっとしたら箱根駅伝のルートが変わるかも知れません。
駅伝は国道一号線沿いを走っていますが、戸塚付近ではこの開かずの踏切があるため、現在、不動坂付近から迂回路を通って戸塚中継所までを使っています。今回この踏切のすぐ横に地下の車専用トンネルができたので、ここを通過すれば本来の東海道ルートに近くなるからですが、これはどうなるか分かりません。