|
カテゴリ:持論!政治経済・社会
私は「内部監査室長」という肩書をもっています。
したがって監査や調査をするために全国の支店を回っています。この間は埼玉の入間、今日は都内、そして明日は会議、あさっては管理職向けの監査研修の準備と立て続けに仕事がはいっています。 扱う法律は幅広く、会社法、金融商品取引法、消費者契約法、景品表示法、割賦販売法、特商法、さらには防火管理規則、労基法、安全衛生法など・・・・まだまだあります。 先般の高齢化のあおりを受けてか法律の改正が早く、全く追いつかなくなっています。 さまざまな本を読んだり、実地で勉強するんですが、ポツリと考えたのが「これらを従順に守っていたら中小企業はドロップアウトしちゃうんじゃないかな・・・・」ということ。 会社を起業することは失敗する人も多いけど、資本主義ではとっても大事なこと。弱者保護も大事だけど、これらの法律は(特に若い人が)起業する人の足かせになっているのでは??? 現在の経済情勢は、かつて団塊の世代の多くが(もちろん起業した方もいるが)どんなに学生時代に大人に対抗してもおとなしく就職して定年まで働かしてもらって厚生年金をしっかりもらえるなんていう長閑な時代じゃあありません。(団塊の世代では起業率がとても低いそうです。高度経済成長してんだからそりゃそうだ) 一部の世代の方を批難してるのではないのです。起業はオープンに、そして失敗した人の「受け皿」も作ってあげる社会こそ大事なんではないでしょうか? 個人的な意見ですが、「弱者」保護も大事ですが、それ以上に「若者」保護が必要だと思います。若者が向上心がもてなくなったら終わりです。 出張先の車窓を眺めてふと感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月17日 20時06分23秒
コメント(0) | コメントを書く
[持論!政治経済・社会] カテゴリの最新記事
|