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テーマ:DVD映画鑑賞(13595)
カテゴリ:洋画感想
■監督:ブルース・ベレスフォード ■出演:モーガン・フリーマン ジョン・キューザック ジェイミー・アンダーソン ■ストーリー レイは元警官の体育教師。不良息子と絆を深めようと、森へキャンプに出かけたところ、FBIから逃れようとするプロの暗殺者カーデンを見つける。正義感からレイはカーデンを連行するが、彼の仲間の殺し屋たちが追いかけてくる。彼らはある重要人物の暗殺を任命されていたのだ。レイは、カーデンとの会話から、その暗殺ターゲットがわかるが-。果たしてレイたちは無事、逃げ切れるのか?! 感想。 悪役がモーガン・フリーマンだったから、まだ観られたB級作品だなぁ ジョン・キューザック演じる元警官で体育教師のレイが、大麻吸っちゃって停学中の息子クリスと何とか親睦を深めようとキャンプに行ったら、プロの暗殺者カーデンの脱走に巻き込まれちゃうんですね。 普通、カーデンに「巻き込まれたく無かったら逃げろ」って言われたら逃げるのが賢明だと思うんですよね、お父ちゃん。 自分1人ならともかくも、息子連れてんのよ? 英雄気取りも良いけれど、普通息子の命を考えたら「分かりましたサヨウナラ」って立ち去ると思うんだけど。 ここで果敢にも死んだ保安官から拳銃を取ってカーデンに突きつけて「警察に引き渡してやる」と携帯の通じるハイウェイまで息子と共に山の中を歩いていくって設定がもう、無理ありすぎ。 正義感に満ちているのは良いけれど、息子を危険に巻き込むなよ、アホやな。 それに、モーガン・フリーマンも普通の暗殺請負人ではなくて、依頼してくるのが政府の役人だったりするのですね。 今回も実は彼に暗殺を依頼したのは政府なんですよ。 政府の政策の「進行の妨げになる」ハモンドという企業家の暗殺をカーデンに依頼してたんですね。 でも交通事故にカーデンが巻き込まれちゃって、そこで警察に捕まっちゃったから「依頼人」である政府及びFBIはカーデンの抹殺を図るわけです。 暗殺計画が明るみに出たら困るからね。 更にその「仕事」はチームで行っていて、カーデンの部下達が「報酬」を受け取りたいのでカーデンの捜索に乗り出します。 本編の大半が森の中の追走劇に終始して、ちょっと飽きてきます。 そのうえ、カーデンの仲間の中にも裏切り者が居て、カーデンを救出するフリをして始末するようFBIの高官である女性に依頼されます。 でもこの裏切り者の兄ちゃん、ことごとくカーデンの始末に失敗して笑えます。 一緒に森の中を逃げている間にカーデンの心境にも変化が起きたのか、警察やFBIを振り切って行方をくらますカーデンですが、レイとクリスに手をかけるとお前を抹殺するとFBIの高官である女性の前にいきなり現れてそう脅して消えるんですね。 まあ、もともと政府の裏の仕事をしているカーデンなので、「本当の悪人」では無いみたいですね。 勿論、一度はレイに察しられてハモンドの暗殺をレイに止められるカーデンですが、仕事はきっちりこなしました。 レイとクリスと一緒に巻き込まれて恋人を殺されたオネーチャンが、事件のあとに合流して公園で楽しくバーベキューをしていたんですが、そこでラジオから流れてきたニュースをレイは耳にしちゃいます。 それは、「ハモンドがクルーザー事故で死亡」という内容でした。 カーデンがやったと悟ったレイでした。 うーん。全体の感想としてはジョン・キューザックがパッとしなかったかな。 つーか、無駄に強すぎるジョン・キューザックに疑問。 ただの元警官(しかも田舎町)で体育教師の彼に「元兵士で暗殺請負人」のカーデンに対してここまで互角に張り合えるだろうか? 無理だろう、普通。そんなに弱かったら今まで暗殺請負人なんて仕事は出来てないでしょ。 人物設定にかなり無理がありありな脚本だと思う。 多分、モーガン・フリーマンが出てなかったら途中で電源落としていたかもね。 DVDがレンタル専用なのも頷けるわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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