洋画な日々。

■監督：ポール・ジラー　
■出演：ジャック・コールマン　ロジャー・クロス　ホリー・ディグナード　テリー・デヴィッド・マリガン　エマ・ラハナ
■ストーリー
巨大隕石激突の衝撃で　地球の自転軸に異変が発生
世界各地を襲う地殻変動・磁気嵐は　破滅の前触れにすぎなかった北極と南極が逆転する“転極”が起きた時
地球は生物の棲めない惑星と化す刻々と迫る滅亡の日　そして人類が選択した最後の手段とは？
20XX年。史上最大の彗星“コペルニクス”が、地球に接近。分離した巨大隕石が、アラスカを直撃した。25万もの人々が犠牲となるが、それは破滅の序章にすぎなかった。衝突のショックで地球の自転軸が狂い、世界各地で地震や磁気嵐が発生。調査を開始したジェームズ博士は、恐るべき事態を知る。異変は北極と南極が逆転する“転極”現象の前触れであり、それにより磁気シールドが崩壊した時、宇宙放射線を浴びた地球上の生物は絶滅する!!破局を回避する方法はただ一つ。隕石墜落地点の地球の裏側に同規模の衝撃を与え、自転軸を修正するしかない。そして100メガトン核爆弾による“地軸修正作戦”に、人類の未来は託された!!

感想。
はいはい、「アルマゲドン2007」「アルマゲドン2008」に続くアルバトロス社が勝手にシリーズ化してるけれど全ての作品は関連性無しという「アルマゲドンシリーズ（笑）」第３弾です
勿論本家本元、ブルース・ウィリスが地球を救っちゃうアルマゲドンとはミジンコほども関わりはありませんのでｗ

期待通り（？）突っ込みどころが満載でした。
ちょっとエピソードが前後してる部分もあるかと思いますが・・・こんなのいちいち詳細に覚えてないしｗ
冒頭はテレビ局の人間が一人意味深にタバコを吸いながら「これを観ている人間が居るのかな？」みたいな事を言いながらいかにも人類滅亡寸前みたいな放送を流しているという演出やってますが、これはちょっと・・・・本編と余り絡んで来ないっていうか・・・うーん。
第一電磁波に襲われて放送機器類は故障してると思われるんだけれど・・・突っ込んじゃ駄目なのかなｗ

ともかく、その独り言シーンはすぐに切り替わって、高校生男子と成年女性が自動車で街中を走っているシーンへ。
走っている街中には人気はなく動かなくなってボンネットやトランクが開けられたままの無人の自動車が無数に放置されています。
路上には携帯を握りしめたまま黒こげになって転がっている死体。
途中で空の色が変化してオーロラが発生し、慌ててエンジンを切る２人。
電磁波の衝撃波が襲ってきます。
どうやら黒こげ死体や放置車両はこの電磁波のせいですね。
でもエンジン切った位で電磁波に感電しないのかな・・・この二人。そのへん不思議なんだけれど。
エンジン切った直後だと車内に残留してる電流とかありそうだけれど、ないのかな？
そして地震が起こり道路が地割れして、慌てて車外へ逃げる二人。
自動車は地割れに落ちていきます。
何とか少年の方は逃げますが、逃げた場所が悪かったのか女性の足下が崩れて地割れに飲み込まれるシーンで、暗転しました。
次のシーンは、その異常現象の１週間前です。
さっきの女性は高校の教師で、少年は義理の息子でした。
主人公のジェームズ博士の息子です。
しかも自分の学校の先生らしい・・・父親の再婚相手が自分の先生って、思春期としては凄いイヤだろうね。
少年は、同級生のパン屋の娘が好きなのですね、分かり易い演出で結構。
継母である先生もやってきて、今夜の彗星観測に行けるわね？とパン屋の娘に確認を取ります。
その時パン屋にあるテレビに、少年の父親で学者のジェームズ博士のインタビューが放送されます。
接近している彗星が地球に衝突する可能性もあるという説を唱えているのが彼一人なので、政府の危機管理対策本部（だったかな？）の要請でアラスカへ調査に出向いているという内容です。
少年と先生は天体観測へ。ジェームズ博士は助手のピーターと共にアラスカで調査。
そこでジェームズ博士はキューバ産の葉巻を２本取り出して「とっておきのヤツだから終わったら吸おう」みたいな事をピーターに言います。
アルマゲドンのパクリ？
そして彗星接近しますが、彗星の磁力の影響で電灯がピカピカ点滅を繰り返したり停電したり、どんだけ強烈なんだよ彗星！
ありえんだろ、たかが彗星が付近を通っただけなのに。
しかも彗星が通過中に一部分裂して、それが地球へまっしぐら！
直径300mの欠片がなんとジェームズ博士が居る地点の160kmしか離れてない場所に落下～
しかも危機管理対策室か研究所か知らないけれど、そこと電話で連絡を取り合いながら調査をしていたのですが、強烈な電波障害の為に落下地点を聞き取れなかった二人は、近くに堕ちたので吃驚～。
近くに雪崩れシェルターがあった筈だからと自動車をかっ飛ばすジェームズ博士ですが、スリップして途中の岩にタイヤを取られてタイムロス。
それでもなんとか雪崩れシェルターまで来ましたが衝撃波はすぐそこまで迫ってます。
なのにジェームズ博士はピーターに余計な一言「データを保存しておけ！」
律儀にノートPCのデータをセーブして自動車を降りようとしますが、そのノートPCを降ろすのに手間取っちゃったピーター君は哀れ逃げ遅れてシェルターに入れず吹き飛ばされました…ジェームズ博士酷すぎ。
一方のジェームズ博士の息子の方は、仲の悪い同級生と喧嘩になり、揉み合ったはずみに天体望遠鏡を倒して壊しちゃいます。
義理の息子を庇うと余計に不味いために、先生は二人を叱って「二人で弁償するように！」と命令します。
そして翌日ジェームズ博士は無事に自宅へと帰ってきます。
無事で良かったと抱きつく先生。
ピーターの事一切語られもしませんが…ジェームズ博士、せめて「有能な助手を失ってしまった」の一言くらい言った方がｗピーター可哀想すぎるΣ(´∀｀；)
息子は「二人で科学の話でもするんだろー、俺あっち行ってるわ」と消えちゃいます。
先生は、天体望遠鏡弁償の事をジェームズ博士に話すのです。
それで「貴方の任務は終わったのだから、これからは家族の事を考えて。私では彼をどうすることも出来ないから、家にいるときは貴方が育ててよ」みたいな事をジェームズ博士に言うのですね。
その時地震が起こります。
おかしいと思って危機管理対策室のサーバにアクセスしようと思いますが、アクセス拒否設定にされてます。
不思議に思ったジェームズ博士は電話で危機管理対策室に訪ねました。箝口令が敷かれているそうです。
大統領は放送で、地震は一時的なもので安心してくださいといった内容を全国民に向けて宣言してますが、それに疑問を持つジェームズ博士。
自宅の書斎で夕方に異変を察知します。
なんと、日没の位置がおかしい。
翌朝自宅の屋根で太陽観測したジェームズ博士は、太陽の位置が10度もずれていることを確認します。
そして幼馴染みらしい、冒頭でブツブツと独り言を言っていた彼を呼び出します。
で、これは“転極”現象というインタビューを放送してもらうのですよ。
一方のジェームズ博士の息子の方はパン屋の娘の彼氏（？）で、望遠鏡壊した例の喧嘩相手に呼び出されて自動車で国立公園に行ってます。
彼の自動車にはパン屋の娘も乗ってます。
で、彼に「レースをして、負けた方が弁償代4000ドルを払うってのはどうだ？」と持ちかけられます。
それにのって、パン屋の娘を路肩に降ろしてエンジン吹かしてスタートする突然に彼の自動車のラジオチューナーから異音が発せられます。
そしてスタートする寸前に地震が発生。
地割れが起こって彼氏の自動車はあっけなく地割れに飲み込まれ、慌ててジェームズ博士の息子は自動車から降りて間一髪で逃れます。
自動車は地割れに落ちていったので、パン屋の娘と走って地割れから逃げて、携帯で救援を呼ぼうとしますが「圏外」表示で繋がらず。
同時刻頃に息子が帰って来ない事を不安に思った先生が帰宅したジェームズ博士と共に国立公園へ捜索に行こうと外へ出たら、空軍兵士が彼を迎えに来ます。「連れてこいって言われた」と強要されたので、先生は単独で国立公園へ。
ジェームズ博士は基地の方へ。
あのインタビューが全米でも放映されちゃいまして、それで呼び出されたんです。
空軍大将がジェームズ博士の父親だったんですね！仲が悪いのか５年間音信不通だったそうです。
大統領と政府の科学顧問だか何だかのお偉いさんが「オマエの息子が根拠もないのに余計な事を放送しやがって」と空軍大将を呼びつけて「息子連れてこいやオラー！」と言ったわけなんざますよ。
それでテレビ電話にて大統領と科学顧問に「これ以上余計な事をいうんじゃねぇよ」と釘を刺されて（でも自分の主張だけはちゃんと伝えておいて）帰されます。
その途中で、オーロラが出現してラジオチューナーから異音がし出し、まずいと思ったジェームズは運転していた空軍兵士にエンジンを切るように言います。
そして、電磁波ビーム！Σ(´∀｀；)衝撃波のように電磁波の波が四方へ。
ジェームズ博士の家がある町を電磁波ビームが襲ってあちこちで電子機器類や自動車運転中の皆様が感電死。
なんかつっこみどころが多すぎてもう( TДT)
何が起こったんだ！？と途中の公衆電話で危機管理対策室に電話します。
危機管理対策室の方も電磁波ビームに襲われる前にバックアップを取ったとかなんとか言って、普通に電子機器類を稼働させながらデータを分析中。ちょ、待てｗ普通、全部クラッシュするだろ、その電磁波ビームでｗ何故普通に稼働してんのおかしいよ。
それで、あちこちに磁極が出来ていて、その磁極が出来ている場所は更に強力な電磁波が発生するという事を突き止めるのですよ。
なんかもう混乱してきたよ私、意味不明過ぎて。
一方の息子とパン屋の娘と先生は無事に合流。パン屋の娘を家に帰して帰宅。
「ともかくここは危険だから電磁波が来ない近くの町（名前忘れた）まで逃げろ。俺は後で合流する」みたいな事を告げます。
「一緒に来ないの！？」と問われて「俺は空軍基地へ戻って大統領に伝えなくちゃいけないことがある」と言うのですね。
「家族が大事じゃないの！？」と非難する先生。
それを宥めて二人で逃げるよう言って基地へ戻るジェームズ博士。
彼は大統領と科学顧問に「あと48時間で磁場が消滅しちゃって太陽光線直撃で地球は丸焼け人類滅亡です」と告げます。
流石に確かな分析データや実際の被害に反論の余地がない大統領と顧問。
隣に座ってる父親も息子を信用してるみたいな事言ってます。
「助かる方法が１つだけある」というジェームズ博士に食いつく皆さん。
「骨折したら固定器具をしようするのと一緒で、磁極を元に戻せばいい」という理論。
や・・・・何か激しく違う気もするけれど。


ちょっと文字数オーバーするので半分にわけます(__;)
長くてごめん・・・・続きは後半へ。