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カラーネガ現像メモ(タンク現像)ネット上に転がっているカラーネガ現像の情報をかき集めて、ちまちま実験を繰り返した結果、天野的「標準現像」が確立出来たのでメモ代わりに記載しておきます。■使用薬品 FUJIFILM フジカラーホビー処理剤1L ※カラー印画紙用の薬品セットです ナニワカラーキット等でも構わないのですが、フジの方が安価ですね。 ■準備 薬品をパッケージの手順で作成します。 現像発色液は非常に劣化が早い(空気に触れると酸化してダメになります)ので、保存方法には注意が必要です。 要は空気と触れなければよいので、容量の少ない容器に口いっぱいまで薬品を入れてしまえば、ある程度は保存が利きます。 容量の小さいペットボトルなどが入手性も良いですが、光線を遮らないので保存は暗所が望ましいですね。 薬品を小分けにして作成するという方法も考えられますが、発色現像液B剤が粉末であるため、等分するのが非常に難しいです。 また、粉末状態でも空気接触で劣化するため、パッケージにあるように、1度で1L全て作ってしまうのがベターなようです。 ■手順 (1)リール巻き フィルムをリールに巻いてタンクに詰める これはモノクロフィルム現像と同じですね。 (2)現像液作成 発色現像液を1:3で希釈し、液温を38℃に調整します また、この時に停止用の水をやはり38℃に調整しておきます 因みに現像液は再利用しません。(ワンショット) (3)現像 タンクに発色現像液を注ぎ、5分間現像を行います モノクロと同じく、30秒の連続撹拌後に30秒毎に5秒の撹拌です ※現像時間が短いので、60秒毎に10秒撹拌は微妙かもしれません (4)停止 発色現像液を排出し、停止用の水をタンクに注ぎ込み軽く撹拌します タンクの水を少量排出し、水道水を少量注ぎ込み軽く撹拌 これを繰り返して、タンクの温度を水道水の温度に近づけます ※急激な温度変化はフィルムにダメージを与える危険があります 温度が落ち着いたら水を排出します (5)漂白定着 (5-A)完全漂白(通常処理) 漂白定着液をタンクに注ぎ込み、5分間漂白定着を行います 軽い撹拌を行いながら5分後に漂白定着液を排出します。 ※漂白定着液は再利用します。 (5-B)銀残し(不完全漂白) (5-A)と同様ですが、2分程度に短縮します。 その後水洗し、モノクロフィルム用の定着液で定着を行います。 モノクロフィルムよりも層が厚いので、定着時間は長めの方が良さそうです。 (6)予備水洗 タンクに水道水を注ぎ軽く撹拌し排出 これを数度繰り返します 水洗促進剤をタンクに注ぎ、1分ほど経ってから排出します。 (7)本水洗 タンクからリールを取り出し、バット等を使って流水で水洗します 少なくとも10分、出来れば30分程水洗します (8)乾燥 フィルムに「ドライウェル」等の水滴防止剤を使用します その後クリップなどでぶら下げ、埃の少ない場所で自然乾燥させます ※天野はスポンジは使いません 環境にも因りますが、一晩ほど放置すれば乾きます ■現像時間考察 印画紙用の発色現像液を1:1希釈すると、フィルム用として併用できるらしい さらにそれを1:1希釈して使うとすると、原液からは1:3の希釈率 C-41現像処理は38℃で3分15秒の処理らしいので、希釈による時間を加味すると約5分 因みに30℃で現像するのも可能らしく、時間は1.5倍程度に伸びるらしい ■結論 薬品が違うだけでモノクロフィルムの現像とあんまり変わりませんね 銀残しの手法はなかなか面白いですが、手間が増えるので何とも…… 劇的に絵が変わるという程でもないですから…… |