テーマ:プロ野球全般。(13221)
カテゴリ:プロ野球
「伊原? 読売のコーチになったけど、彼が引っ掻き回したら
チームが崩壊すんじゃないの。彼は自信家なんてもんじゃない、 自信過剰家だから」。 楽天・野村克也監督、今季から読売・野手総合コーチに就任した 伊原春樹をさしてこう言った。 ノムさん、阪神の監督時代に伊原がコーチとして仕えた。だが、 双方の意見が対立し、伊原さんが退団した経緯がある。読売では すでに練習方法をめぐって、伊原と篠塚利夫コーチ(銚子商高) などとの対立が表面化している。 まだキャンプ初日なのに、である。 (日刊ゲンダイより) この人には、ほかにも「対立」という言葉がつきまとう。 西武のコーチ時代には東尾修監督(箕島高)との対立、そして自身が オリックス監督時代には選手たちとの対立。 良くも悪くも、自己主張が強すぎる御仁ではあるようだ。 伊原を表現する言葉は他にもある。「頭脳派」「武闘派」など。 「頭脳派・伊原春樹」 西武の有能な三塁コーチャーとして、その頭脳を最もアピールした のは87年の日本シリーズ。対読売の6回戦。 辻発彦(佐賀東高-日本通運)を一塁に置き、打者秋山幸二(八代高) が中前打を放つ。普通なら一・二塁か、せいぜい一・三塁になるところ を、辻はまったく躊躇することなく一気に本塁を駆け抜けた。 あまりに有名な話だけど、まさに「シンジラレナーイ」走塁だった。 この走塁の裏にあったのは伊原の頭脳。 読売・中堅手のクロマティが緩慢なプレーをすることを予想していた こと。そして中継に入る遊撃手の川相昌弘(岡山南高)は、常に右回り で振り返るクセがあることを熟知していた伊原、確信をもって辻を突入 させたものだった。 「武闘派・伊原春樹」 清原和博(PL学園高)を殴り、カツノリ(堀越高-明治大)を足蹴り もした。目も前で、あからさまな走塁妨害をした相手チームの三塁手・ 元木大介(上宮高)にはヒザ蹴りを喰らわせたこともある。 伊原春樹。 広島・北川工高(現・府中東高)-芝浦工大-西鉄-太平洋-クラウン- 西武-読売。コーチになってからも転々とする。西武-阪神-オリックス -読売。 高校時代は広島商高・三村敏之(元広島)や福山電波工高(現近大福山高) ・浅野啓司(元ヤクルト・読売)らと同期。甲子園を目指して広島県大会 を一緒に戦った。 ちなみに、同じ広島県内の一学年下には広島商高・山本和行(元阪神)や 福山電波工高・村田兆治(元ロッテ)らがいた。 そして大学時代の同期には、広島バッテリーコーチの道原裕幸(山口・ 桜ヶ丘高)がいた。 いつもご協力をありがとうございます。 人気ブログランキングに参加中です。 クリックをお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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