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あま野球日記@大学野球

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2007.06.10
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カテゴリ:プロ野球
再びV9ナインが東京ドームに集ったセレモニーの続き。

ショートのポジションに立ったのは黒江透修氏(鹿児島高)。
V9時代の正遊撃手は黒江であり、
当時からボクはずっと黒江のファンだった。

黒江透修。背番号は「5」

当時の三遊間を組んだ相手は当然、長嶋茂雄氏(立教大)。

三遊間のゴロ、華麗にさばく長嶋のプレーはあまりに有名。
だが、長嶋が捕球できなかったゴロを深くまで追いかけ、
捕球後にすぐさま右足を踏ん張り、一塁に送球した黒江の
プレーが話題になることはあまりなかった。


せいぜい、一塁の王貞治氏(早稲田実)が愚痴った言葉
「黒ちゃんの送球はカーブがかかってとりづらい・・・」
をマスコミが取り上げたぐらいだった。

V9ナインの中では、地味な存在だった。
だが、日本シリーズなどの大舞台ではド派手な活躍もした。
5番を打ちMVPになったこともある(はず)だ。

身長167cm。
打撃フォームはヒザを極端に屈め、その小さな身長を一層
低くして構える。そしてバットのグリップを握った両コブシは、
額(ひたい)の高さにあった。


相当に変則フォームだったが、1・3・4番以外の打順は
すべてこなして、正遊撃手のポジションを守り続けた。

-----------------------------------------------------

いまから10年ほど前、ロッテの浦和球場でイースタンの
試合を観戦していたことがあった。

ネット裏のトイレに行ったところ、隣に立って用を足していた
のは、その年だけロッテの二軍監督に就任していた黒江
だった。

「昔はファンでした」とあいさつしたかった。いや、せめて
握手だけでも・・・とも思ったが、場所が場所だけに遠慮した。
いまだにそのことを後悔しているショック



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Last updated  2007.06.10 22:49:41
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