テーマ:プロ野球全般。(13411)
カテゴリ:プロ野球
再びV9ナインが東京ドームに集ったセレモニーの続き。
ショートのポジションに立ったのは黒江透修氏(鹿児島高)。 V9時代の正遊撃手は黒江であり、 当時からボクはずっと黒江のファンだった。 黒江透修。背番号は「5」。 当時の三遊間を組んだ相手は当然、長嶋茂雄氏(立教大)。 三遊間のゴロ、華麗にさばく長嶋のプレーはあまりに有名。 だが、長嶋が捕球できなかったゴロを深くまで追いかけ、 捕球後にすぐさま右足を踏ん張り、一塁に送球した黒江の プレーが話題になることはあまりなかった。 せいぜい、一塁の王貞治氏(早稲田実)が愚痴った言葉 「黒ちゃんの送球はカーブがかかってとりづらい・・・」 をマスコミが取り上げたぐらいだった。 V9ナインの中では、地味な存在だった。 だが、日本シリーズなどの大舞台ではド派手な活躍もした。 5番を打ちMVPになったこともある(はず)だ。 身長167cm。 打撃フォームはヒザを極端に屈め、その小さな身長を一層 低くして構える。そしてバットのグリップを握った両コブシは、 額(ひたい)の高さにあった。 相当に変則フォームだったが、1・3・4番以外の打順は すべてこなして、正遊撃手のポジションを守り続けた。 ----------------------------------------------------- いまから10年ほど前、ロッテの浦和球場でイースタンの 試合を観戦していたことがあった。 ネット裏のトイレに行ったところ、隣に立って用を足していた のは、その年だけロッテの二軍監督に就任していた黒江 だった。 「昔はファンでした」とあいさつしたかった。いや、せめて 握手だけでも・・・とも思ったが、場所が場所だけに遠慮した。 いまだにそのことを後悔している いつもご協力をありがとうございます。 人気ブログランキングに参加中です。 クリックをお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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