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あま野球日記@大学野球

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2007.06.17
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カテゴリ:大学野球
走者を三塁に置いて、右のバッターボックスに
5番打者・小野塚誠(4年・早稲田実)が立つ。

東海大・小松崎将司(3年・下妻二高)が投げた
低めに落ちる変化球を叩くと、打球はどんどん伸びて
バックスクリーン横のスタンドに落ちる2点本塁打
となった。

ダイヤモンドを一周して生還した小野塚
待ち受けるチームメイトたちと、まるで殴り合うかの
ように、両手に思い切り力を入れて、ハイタッチを
繰り返し、喜びを表現した。


迎える選手たちは、みな喜びとそして一様に「驚き」
表情を浮かべていた。

------------------------------------------------

昨日、ボクは神宮球場のネット裏で準決勝・早稲田大
vs創価大を観戦していた。


たまたま隣り合わせた、早稲田に詳しい(らしい)年輩の
女性が友人に話しかけていた。

「早稲田はね、三塁が穴なのよ。小野塚、エラーしたら
また應武さんに代えられちゃうから・・・」


そんな話が聞こえてきた直後。
初回に創価大が先制したのは、高いバウンドの打球が
その小野塚の頭上を大きく越えていく安打だった。

すかさずそのご婦人が苦々しげに言った。
「ほらね、小野塚がねぇ・・・」。

そんなやり取りを聞くとはなしに聞いていて、
ボクは、ちょいと小野塚が可哀想に思えた。
なぜなら、一死走者一・三塁の場面であれば、ふつう
三塁手はバックホームに備えて前進守備となる。

定位置にいれば、ひょっとしたら捕球できたかも
しれないが、それはあくまで結果論(記録は安打)。

---------------------------------------------------

まっ、先のご婦人の話は極端だが、
小野塚について、ボクの印象はとても薄い。
5番を打つこともあるが快打を見た記憶がない、
三塁の守備も「上手いな~」と感嘆した記憶もない。

優勝を決めた後のインタビュー。
斎藤佑樹とともにお立ち台に立った小野塚

「一心不乱に振った結果が本塁打になりました。
一応、自分も元は早実のエースなんで・・・。
(斎藤と)出来は違うんですが」


といって、観客の笑いをとった。
とまれ、これまでのモヤモヤを吹き飛ばすには十分な
一撃となったのは間違いない。

今日、明るいインタビューの受け答えと
特大本塁打とともに、小野塚誠という名前が
ボクの頭に初めてインプットされた。


------------------------------------------------

早稲田大は東海大に勝利し、33年ぶり3回目の優勝を
決めた。


試合終了後のインタビュー。
早稲田大・應武篤良監督は、昨日に続き斎藤を先発させた
理由をこう話した。

「斎藤の不敗神話に賭けてみました」

ファンやマスコミが期待する答えをさらっと応えてみせるあたり、
應武監督、なかなかの役者ではある。


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Last updated  2007.06.17 16:49:34
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