テーマ:プロ野球全般。(13396)
カテゴリ:近鉄バファローズ
日本ハム・中田翔(大阪桐蔭高)が入団後初めて
フリー打撃(室内練習場)を披露した。 「グォーン!」、「ブォン!!」。 腹の底に響くスイング音が室内練習場にとどろく。 22スイング中、15本がヒット性の当たり。 バットが金属から木製に変わっても、中田らしい 鋭い打球が放たれた。 日本ハム・水上善雄(桐蔭学園高)二軍監督は言った。 「スゴイよ、スゴイ、スゴイ、スゴイ・・・」 「打撃投手は怖いよ。ボールがバットにくっついている 時間が長いから、瞬間的にボールが目の前に来ている。 守っている野手が危ない。気を抜けないよ」 (サンケイスポーツ) -------------------------------------------------- 中田の打球、早く球場で見てみたい。 ただ、この記事でボクが目を奪われたのは水上善雄という 名前。 ロッテ在籍時、当時としては珍しい長髪のプロ野球選手で ニックネームは「ライオン丸」。いまの選手に例えると 同じロッテの西岡剛(大阪桐蔭高)のような、オシャレで 格好のいい存在だった。 水上、日本ハムの二軍監督であることを初めて知ったが、 悔しさとともに、現役時代の忘れられないプレーがある。 それは1988年、「伝説の10・19」の第二試合。 4-4の同点で迎えた9回表、近鉄の攻撃。二死ながら 大石大二郎(現オリックス・ヘッドコーチ)を二塁に置き 左打席に入った新井宏昌(現ホークス・打撃コーチ)。 いつもの巧みなスイングで、三塁線に強い打球を放つ。 完全に長打になるはずの当たりだったが、ロッテの三塁手 が横っ跳びで打球をつかみ、素早く一塁に送球して新井を 刺した。 ふだん喜怒哀楽を表に出さない新井、珍しく一塁塁審に 喰ってかかっていたが、そのロッテの三塁手が水上だった。 優勝を賭けた戦いに臨む近鉄に、このプレーが引導を 渡したと言えるのかもしれない。 近鉄・仰木彬監督(故人)は、後日語っていた。 「抜けた・・・と思ったら、三塁手が横っとびで捕球して いるのが見えました。あれっ、誰だろう・・・。あぁ、水上 ・・・かぁ。三塁手がこの回から水上に代わっていたことを、 まったく知りませんでした・・・」 実況していた朝日放送・安部憲幸アナは、このプレーを見て 「This is プロ野球!」と叫んでいた。 -------------------------------------------------------- 水上善雄、桐蔭高時代のチームメイトに元・広島の長内孝が いた。 1日1クリックお願いします >>人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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