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あま野球日記@大学野球

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2008.01.21
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カテゴリ:近鉄バファローズ
日本ハム・中田翔(大阪桐蔭高)が入団後初めて
フリー打撃(室内練習場)を披露した。


「グォーン!」、「ブォン!!」。
腹の底に響くスイング音が室内練習場にとどろく。
22スイング中、15本がヒット性の当たり。
バットが金属から木製に変わっても、中田らしい
鋭い打球が放たれた。


日本ハム・水上善雄(桐蔭学園高)二軍監督は言った。
「スゴイよ、スゴイ、スゴイ、スゴイ・・・」
「打撃投手は怖いよ。ボールがバットにくっついている
時間が長いから、瞬間的にボールが目の前に来ている。
守っている野手が危ない。気を抜けないよ」


(サンケイスポーツ)

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中田の打球、早く球場で見てみたい。
ただ、この記事でボクが目を奪われたのは水上善雄という
名前。


ロッテ在籍時、当時としては珍しい長髪のプロ野球選手で
ニックネームは「ライオン丸」。いまの選手に例えると
同じロッテの西岡剛(大阪桐蔭高)のような、オシャレで
格好のいい存在だった。


水上、日本ハムの二軍監督であることを初めて知ったが、
悔しさとともに、現役時代の忘れられないプレーがある。


それは1988年「伝説の10・19」の第二試合。
4-4の同点で迎えた9回表、近鉄の攻撃。二死ながら
大石大二郎(現オリックス・ヘッドコーチ)を二塁に置き
左打席に入った新井宏昌(現ホークス・打撃コーチ)。


いつもの巧みなスイングで、三塁線に強い打球を放つ。
完全に長打になるはずの当たりだったが、ロッテの三塁手
が横っ跳びで打球をつかみ、素早く一塁に送球して新井を
刺した。


ふだん喜怒哀楽を表に出さない新井、珍しく一塁塁審に
喰ってかかっていたが、そのロッテの三塁手が水上だった。
優勝を賭けた戦いに臨む近鉄に、このプレーが引導を
渡したと言えるのかもしれない。


近鉄・仰木彬監督(故人)は、後日語っていた。
「抜けた・・・と思ったら、三塁手が横っとびで捕球して
いるのが見えました。あれっ、誰だろう・・・。あぁ、水上
・・・かぁ。三塁手がこの回から水上に代わっていたことを、
まったく知りませんでした・・・」



実況していた朝日放送・安部憲幸アナは、このプレーを見て
「This is プロ野球!」と叫んでいた。

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水上善雄、桐蔭高時代のチームメイトに元・広島の長内孝
いた。



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Last updated  2008.01.22 00:36:23
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