今日の早稲田大vs明治大1回戦。
早稲田大が斎藤佑樹(2年、早稲田実)、大石達也(2年、福岡大大濠高)
のリレーで先勝した。
早大 000 003 000 =3
明大 000 001 000 =1
早稲田大の先発は斎藤、明治大は岩田慎司(4年、東邦高)。
両投手の好投でスコア0-0のまま試合が進み、6回表ついに試合が動いた。
走者一・二塁のチャンスに、岩田の二塁への悪送球で1点を拾った早稲田。
なおも走者を一・三塁に置き、泉尚徳(4年、国士舘高)の放った一打が
試合の流れを決めた。
カウント1-1から、岩田の投げた低めに落ちる変化球(116km)。
それを泉がすくうように流した打球は、レフト頭上を越える二塁打に。
2人の走者が生還し、決勝打となった。
泉尚徳。
国士舘高3年の時、2003年センバツで甲子園に出場している。
だが初戦の愛工大名電高に0-1で惜敗した。
その後、一年の浪人を経て早稲田大に進学。
高校時代のポジションはセンターだったが、
大学では主にレフトやファーストを守っている。
2年ほど前は、スタメン(ファースト)で出場することが多かったが、
原寛信(2年、桐蔭学園高)が入学してからは、
ファーストのポジションを奪われ、先発出場が減ったようにボクは思っていた。
だが、わずかな出場機会でもちゃんと「仕事」をするのが泉、
いつの間にかちゃんとレフトのポジションを掴んでいた。
16日に行われた対法政大4回戦も、あまり目だたないが
延長14回に初得点の突破口を開いたのは、泉の内野安打だった。
エリート揃いの早稲田大にあって、和泉は地味な存在に見える。
でも早稲田以外なら、たいていの大学で4番を打てる選手ではなかろうか、
ボクはそう思っているのだ。
こういう選手を脇役に置いておけるところが、
早稲田の強さの証明なのかもしれない。
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以下、早稲田スポーツより。
チームメイトで最も仲がいいのは須田幸太(4年、土浦湖北高)。
よく二人でつるんでは近くのラーメン屋や定食屋に通っているらしい。
泉にとって最後になるシーズン、
抱負を「集大成」と色紙に書いていた。
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