慶應義塾大野球部の次期監督に、元プロ野球選手で慶應大OBの
江藤省三氏が就任する。67歳。
実兄の江藤愼一氏とともに、兄弟そろってプロ野球選手だった。
省三氏は1965年(昭和40年)に巨人に入団。その後69年に中日に移籍、
76年に引退している。兄・慎一氏も69年まで(59年~)中日に在籍し、2人
とも中日で活躍した選手だった。
※ただ、ボクの記憶では「中日の江藤」といえば兄・愼一氏のほうを思い出す。
省三氏のことはあまり憶えていないのが残念。
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江藤氏の就任で、またひとりプロ出身の大学野球監督が増えたことになる。
「プロ・アマの雪解け」といわれる昨今、伝統では大学野球界の最高峰といえる
慶應大の人事だから、これは象徴的な出来事ともいえる。
これでプロ出身の監督は何人目だろうか。ボクはもう数え切れなくなった。
即座に思いつくだけでも、東京国際大・古葉竹識氏、中央大・高橋善正氏、
山梨学院大・高橋一三氏などなど。
江藤省三氏(中京商高-慶應義塾大-読売-中日)。
プロ在籍(現役)は通算11年間。464試合に出場し、通算打率は.267。
慶應大時代は二塁手として活躍、64年(春秋)・65年(春秋)の4季連続で
ベストナインに選出された。当時の他の選手も調べてみたが、懐かしい名前
が並んでいた。立教大・土井正三、法政大・長池徳二、明治大・高田繁、
早稲田大・八木沢荘六・・・。
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