2009年11月22日に行われた「セ、パ両リーグ誕生60周年記念試合・プロ選抜
vs大学日本代表」のこと。
■ボクはテレビ「J-SPORTS」でこの試合を観戦した。番組ではプロ・大学生
選手の高校時代の対戦について触れていて、プロ・唐川侑己(成田高)と明治
大2年・野村祐輔(広陵高)の甲子園での対決を紹介していた。
2人が対決したのは、2007年のセンバツ1回戦(3月26日)。
(1回戦)延長12回
広陵 010 000 000 001 =2
成田 010 000 000 000 =1
(広)野村、(成)唐川
この試合、ロ-スコアであるものの、野村、唐川ともに大荒れの試合だった。
広陵高が13安打、成田高は12安打の「打撃戦」。それでいて残塁がそれぞれ
13と10。二人の絶不調ぶりが印象的だった。試合を決めたのは、延長12回に
上本健太(現・天理大2年)が放った適時打。この得点が決勝点になり、広陵高
が勝利を決めた。
※ちなみにこの適時打で三塁から生還したのは土生翔平(現・早稲田大2年)。
この土生も60周年記念試合では、大学日本代表の3番打者としてスタメンに名
を連ねた。
■さて、「セ、パ両リーグ誕生60周年記念試合・プロ選抜vs大学日本代表」
の試合に話を戻す。
野村は大学日本代表の7番手投手として、7回に登板した。この日の成績は
1イニング、打者5人、18球、被安打1、奪三振2、与四死球1。リーグ戦同様に
安定感を見せた。
8番・中田翔(大阪桐蔭高)への四球は残念だったが、大崎雄太朗(現・西武、
常総学院高-青山学院大)と銀仁朗(現・西武、平安高)はビシッと三振に仕留めた。
一方、唐川もプロ選抜の7番手投手として登板した。この日の成績は1イニング、
打者3人、8球、被安打1、奪三振1、与四死球0と、こちらもプロの貫禄を十分に
見せつけた。
約2年半ぶりに実現した二人の勝負。(大荒れだった)高校時代とは違い、今回は
その安定ぶりで、またしても「互角」だった。
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