あま野球日記＠大学野球

昨日の3回戦、東北どうしの対決だった仙台育英ー花巻東は、僅差で仙台育英が勝利した。そして今日、ベスト４進出をかけて仙台育英は、同じ東北の秋田商と対戦する。「白河越え」を切に願うものとしては、ただの「潰しあい」にも見えるが仕方がない。まずは東北勢の健闘を祈るのみ。

ところでー、
今年で100年を迎えるこの大会、第1回大会の優勝は京都二中、準優勝は東北の秋田中だった。延長13回の激闘の末のサヨナラ劇。もしこの時、秋田中が勝利していたら、その後100年にわたって続く「白河越え」という言葉が生まれることもなかったのだ。

そして、関連することをもうひとつ。
当時の東北で最も強いのは岩手・盛岡中、これが定説だったらしい。しかしどうしたわけか、主催者から第1回大会の開催通知が届いたのは秋田だけ。その秋田は岩手に連絡をせず勝手に東北大会を開催し、そこで優勝した秋田中が全国大会（当時は豊中球場）に出場して準優勝を果たした。

もし秋田が岩手にも連絡していれば・・・。そして、もしきちんと東北大会が開かれていれば・・・。

そう思わないではないが、それ以上に、なぜ岩手はそういった大事な情報を受け取るパイプ（手段）がなかったんだろうか？　そちらのほうが気にかかるのだ。

（写真）まもなく白河を越えま～す！？　東北自動車道にて。

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