あみちゃんのひとりごと パソコン教室 アミティエ 東大阪市 東成区 生野区 社会福祉 求人情報

鬼婆
「さあ、おうどんができたわよ」

鬼嫁
「くみこちゃん、おうどんにたまごをいれて」

くみこ
「はーい」



みんな
「おいしいね」

くみこ
「ママおやつあるの？」

鬼嫁
「冷蔵庫にプリンがはいっているから、おねえちゃんと食べなさい」

くみこ
「はーい　おねえちゃんも食べる」

桃子おねえちゃん
「私は、あとで食べるから、先に食べなさい」

くみこ
「うん」

そういって、くみこちゃんは、テレビをみながらプリンを食べていました。
テレビのニュース、賞味期限切れのニュースをやっていました。


鬼婆、鬼嫁
「いろいろ事情があるでしょうけど、なんて悪いことしてるの
　やっちゃったことは、しかたないけど
　隠したり、責任をなすりつけたり人間のすることじゃないわよね」
と散々悪口をいいまくりました



そこへ、桃子がやってきて冷蔵庫を開けるとプリンを取り出した。

桃子
「なによこれ、賞味期限を一週間もすぎてるじゃない」

冷蔵庫をあけると
賞味期限の切れたものが次々出てきました。

くみこ
「玉子も賞味期限切れてるぅ　私食べちゃったよ～」

桃子
「おばあちゃんも、ママも買物するときは、いつも賞味期限をものすごく気にして
買うときは奥のほうにある新しいものをかって、お店に対して悪いことしてるのに
買って冷蔵庫にいれたら、賞味期限なんてぜんぜん考えていないじゃないの！
この練りわさびなんて、賞味期限を半年もすぎてるじゃないの～」




はちべえ
「これを読んで笑っているあんさん
　あんさんとこの冷蔵庫もあけてみなはれ
　賞味期限の過ぎたのがぎょうさんあるんとちゃいまっか？

　買うときは、賞味期限を気にして、商品の並べてある奥から
　新しいのをとってはるのに、買ったあとは
　賞味期限なんて、関係おまへんのちゃいまんのんか・・・？

　それから、すぐに食べるものは、なるべく賞味期限まえの古いものから
　買うのが礼儀だっせ・・・

　いつも利用しているお店やさかい

　けっきょく長い目で見たら、自分がとくすることになりまんのんやでえ
　お店も古いのを処分したら、損失になりますやろ
　ほかのところにひずみがきまんのんや

　こういうことにかぎらず、世の中は、
　悪いことをした人は、自分にかえってくるんだっせ

　だれかをいじめたら、いつかは自分がいじめられるもんや
　人に親切にしておくと、めぐりめぐって、いつかは自分も親切にされるんや

　世の中は、うまいことできておりまんなぁ
　人には、親切にして、よいことをしなはれ」
　
そんなわけで、でめたしでめたし