食の歳時記 2月7日 ラーメン
食の歳時記 2月7日 ラーメン歳時記にラーメンが出てくるとは思ってもいなかった。昭和39年に初めて札幌に行き、ラーメンを食べたが、その当時東京にはラーメンではなく、中華そばがあった。中華そばは鰹節の出汁のしょうゆ味で、上にシナチク、チャーシュウ、ナルト、のりが乗せてあり、刻んだネギを散してあった。あっさりした味だった。札幌で食べたラーメンは豚骨などで出汁をとった脂っこいもので、野菜も多く中華そばとはまったく別物だった記憶がある。ラーメンは脂っこいので、酒を飲んだ後、夜遅く食べると美味しいのだが、太ってしまう。蕎麦の方が良さそう。 終電車ラーメン食べつつ待ちにけり 加藤寿之ラーメンの湯気両隣りよりぬくし 伊勢和代