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花の歳時記 10月31日 数珠玉 じゅずだま ジュズ 数珠玉は 刈り残されぬ 土堤の腹 石塚友二数珠玉を 己さいなむごと もぎぬ 石田あき子じゅずだま 花言葉 恩恵(日本)昔植えていたことがあった。子供が小さいとき。
2007年10月31日
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食の歳時記 10月29日 蝗 いなご イナゴ (虫 むし 昆虫 こんちゅう) 炒り蝗 量り売れるも みちのくや 福田蓼汀つくだにの 蝗となって 鬚のこす 石田時次いなご甘露煮 90g
2007年10月29日
花の歳時記 10月29日 相撲草 すもうぐさ スモウグサ 力草 ちからぐさ ひっかけ草 をんな名の をとこの句なり 力草 星野すま子さはやかに すまふとりぐさ 線ばかり 佐野良太
花の歳時記 10月28日 紫蘇の実 しそのみ シソ 紫蘇 俳句・川柳 紫蘇 俳句・川柳2紫蘇の実や つつましやかに 僧の妻 永田青嵐紫蘇の実や 母亡きあとは 妻が摘み 成瀬櫻桃子この辺りでは、紫蘇の実は硬くなってしまった。天婦羅・塩漬けは美味いね。
2007年10月28日
食の歳時記 10月27日 蕎麦掻き そばがき ソバ 蕎麦 俳句・川柳・唄・口上 目次或夜妻に そばがきを 乞ふ 甘えごゑ 大野林火そばがきを 吹きつつ喰べて 人恋し 野々宮綾子新そば祭の時期だ。新そばや 音なく食ふは 不味いもの
2007年10月27日
花の歳時記 10月27日 菊 きく キク 菊 俳句・川柳菊の香や 奈良には古き 仏たち 松尾芭蕉この菊の 白さは人を あやめるほど 後藤昌治 菊人形 きく 花言葉 冷たくされる愛情 赤花:あなたを愛しています 白花:真実 黄花:天子のように気高い(西洋) 不屈 長寿(中国)
食の歳時記 10月26日 うるか (魚 さかな 加工品) 此の川は うるかの郡(コオリ) みよし野や 池西言水腸うるか 龍野の美人 送り来し 青木月斗あゆの内臓の塩辛。
2007年10月26日
花の歳時記 10月26日 サフラン サフランの 花をぐるりと 雨しぶき 鷹羽狩行サフランの 芯のくれなゐ 遊女墓 福井愛子 サフランとイヌサフラン(コルチカム)は全く別種で、イヌサフランは猛毒、彼岸花の仲間。サフラン 花言葉 歓喜(西洋)
食の歳時記10月25日 こはだ コハダ このしろ コノシロこのしろ・こはだ 俳句・川柳日本橋 名のみの河岸の こはだ鮨 鈴木真璃子塩ふって 青きひかりの こはだの斑 安田八重
2007年10月25日
花の歳時記 10月25日 楓 かえで カエデ 楓 俳句・川柳沼楓 色さす水の 古りにけり 臼田亜浪散る前の しるけき ひかり夕楓 廻富士野 前の畑では、周りに楓がたくさん植えてあった。春には芽がたくさん出てきた。
食の歳時記 10月24日 石榴 さくろ ザクロ露人 ワシコフ叫びて 石榴撃ち落す 西東三鬼石榴 熟れ 村の噂は二た廻り 椎野美代子
2007年10月24日
花の歳時記 10月24日 紫式部 むらさきしきぶ ムラサキシキブ 紫式部 俳句・川柳冷たしや 式部の名持つ 実のむらさき 長谷川かな女実むらさき 日本の童女に 袖たもと 東郷喜久子 昔植えていたが、カーポートを設置したときになくなってしまった。むらさきしきぶ 花言葉 聡明(日本)
食の歳時記 10月23日 通草 あけび アケビ あけび 俳句・川柳主人(アルジ)より 烏が知れる 通草かな 前田普羅大空に そむきて 通草 裂け初めぬ 長谷川かな女
2007年10月23日
食の歳時記 10月 22日 濁酒 どぶろく 酒 俳句・川柳 味噌可なり 菜漬妙なり 濁り酒 坂本四方太どぶろくの 外は 漆の闇ながれ 入船亭扇橋
2007年10月22日
花の歳時記 10月22日 大毛蓼 おおけたで オオケタデ 大毛蓼 花瓶にありて 結びし実 田子六華大毛蓼 種こぼそをり 牧の昼 太田かをる
食の歳時記 10月21日 かりん カリンかりんの実 しばらく かぎて手に返す 細見綾子にこにこと かりん 甲乙 つけがたし 堀米秋良ぬるぬるして滑りやすい。きわめて固い。包丁で切るときには注意が必要。食べても美味くはないが、酒にすると美味。砂糖は使わない。飲むときに入れる。
2007年10月21日
花の歳時記 10月21日 山椒の実 さんしょうのみ サンショウ 実山椒 木のかげ 雲のかげに冷ゆ 河野友人山椒の実を つみ 指に 風が吹く 松木利次 小さくやわらかいうちは佃煮、大きくなったものは漬物に。皮だけとって使う手も。さんしょう 花言葉 子供がたくさんうまれますように(中国)
食の歳時記 10月20日 菊の酒 きくのさけ キク小座敷や 袖で拭ひし 菊の酒 小林一茶菊の酒 涙もろくも なりにけり 勝句楽盆栽や菊人形が見物だね。
2007年10月20日
花の歳時記 10月20日 一位の実 いちいのみ イチイ オンコ あららぎ 一の池 二の池 しぐれ 一位の実 飯田龍太幾つ食べれば 山姥となる 一位の実 山田みづえ 果肉は甘く美味しいが、種子は熊も倒す猛毒がある。種子を噛み潰さないように。イリノイ大学物理学科の入口に植えられていて、赤い実を付けていた。アメリカ人は毒があるといって食べないが、私は果肉だけ食べていた。
食の歳時記 10月19日 べったら漬 べったらづけべったらの 甘かりし世も 父母もなき 林翔べったらも 荷となるものよ 人混みに 成瀬正俊
2007年10月19日
花の歳時記 10月19日 辣韮の花 らっきょうのはな ラッキョウ らっきょう 俳句・川柳佐久山や らっきょの花に 蝶がつく 細見綾子昏睡の妻 抱けばいちめん らっきょ畑 嵯峨柚子
食の歳時記 10月18日 菊膾 きくなます キク唇のつめたさ うれし 菊膾 松根東洋城ただ二字で呼ぶ 妻のあり 菊膾 平畑靜塔よい菊と いはれて 菊を食しけり 一茶夕飯や 醤油かけても 菊の花 一茶
2007年10月18日
花の歳時記 10月18日 栗 くり クリ すべてなしぬ ひとつの栗の おもさ掌に 長谷川素逝知らぬ子と あうてはなれて 栗拾ふ 藤後左右くり 花言葉 公平に扱って 私を認めてください(西洋)
食の歳時記 10月17日 唐辛子 とうがらし トウガラシ燃ゆる間が いのち 女と 唐辛子 三橋鷹女みづからの 辛さで曲り 唐辛子 檜紀代
2007年10月17日
花の歳時記 10月17日 釣鐘人参 つりがねにんじん ツリガネニンジン ととき ひよ渡る 釣鐘人参 揺れどほし 豊島美代吊鐘人参など 咲き 山に還る畑 須並一衛つりがねにんじん 花言葉 誠実 感謝(西洋)
食の歳時記 10月16日 椎の実 しいのみ シイ丸盆の椎に むかしの 音聞かむ 与謝蕪村椎の実や 落葉の上に 落ちし音 阿部みどり女マテバシイと言うのがある。待てば椎、待たねば何になるのかな?
2007年10月16日
花の歳時記 10月16日 栃の実 とちのみ トチ 栃 俳句・川柳栃の実を 踏みしが 木曾のはじめかな 藤田湘子橡の実の 落ちつくしたる 眠い朝 星野紗一 フランス・リヨンの大学では栃の実がたくさん落ちていたな。停留所はラ・ドーアと言う所だった。
食の歳時記 10月15日 柚子 ゆず ユズ柚子の香や 高級料理めかす 妻 山口青邨寺の子や 手玉の如く 柚子をだし 波多野爽波庭には花柚子がなっている。
2007年10月15日
花の歳時記 10月15日 白粉花 おしろいばな オシロイバナ 白粉花 吾子は淋しい子 かも知れず 波多野爽波おしろいが 咲いて子供が 育つ路地 菖蒲あやおしろいばな 花言葉 寄るの美人 臆病 私は恋から逃亡します(西洋)
食の歳時記 10月14日 椎茸 しいたけ シイタケ 椎茸 俳句・川柳 茸 俳句・川柳 目次椎茸を 売る店ばかり 日が沈む 川崎展宏椎茸の子を 青竹が かばひをり 田中鬼骨干すことにより風味が増す。最近はビン栽培が増えてるね。
2007年10月14日
花の歳時記 10月14日 千振 せんぶり センブリ 千振を 引くや忙(セワ)しき 雲の下 青柳志解樹千振の花を 摘みたる 旅の霧 佐野まもる最近はあまち使われなくなったね。
花の歳時記 10月13日 茸 きのこ キノコ 茸 俳句・川柳 目次爛々と 昼の星見え 菌生え 高浜虚子茸山の 茸の孤独に 囲まるる 三谷 昭きのこ 花言葉 あなたを信用できません(西洋)
2007年10月13日
食の歳時記 10月12日 氷頭膾 ひずなます氷頭膾 前歯応へて 呉れにけり 草間時彦母あらば 年の一度は 氷頭膾 南ひさ子塩鮭の鼻の先で作る。残りで三平汁を作っても旨味は少ない。
2007年10月12日
花の歳時記 10月12日 通草 あけび アケビ あけび 俳句・川柳 通草 貰ひて楽しと思ひ 憂しと思ふ 石田波郷泣顔の子に ちかぢかと 通草熟れ 岸田稚魚
食の歳時記 10月11日 生姜 しょうが ショウガはじかみの 薄紅 見ゆる厨(クリヤ)かな 松瀬青々我古りぬ 硬き 生姜を歯にあてて 佐藤惣之助しょうが
2007年10月11日
提重 さげじゅう 花街 はなまち 174 提重は 恥を元手の 出商い 柳114ぼた餅で 提重に出る 気の強さ 柳68提重は 坊主殺しの 毛饅頭 末3提重は 重たくなると 又 おろし 柳32
2007年10月10日
食の歳時記 10月10日 ピーマン忘れゐし ピーマン 赤く籠にあり 川井美津子蛇口全開 ピーマン ぴこぴこ 跳ね廻り 麓晨平
花の歳時記 10月10日 マリーゴールド 佳き日々や 壺にあふれし 孔雀草 三浦静子大花壇 マリーゴールドの 盛り上り 松山鵜川マリーゴールド 花言葉 あなたは若いのに用心深い 嫉妬 毛嫌い(西洋)
食の歳時記 10月9日 林檎 りんご リンゴ 林檎 俳句・川柳空は太初の青さ 妻より 林檎受く 中村草田男星空へ 店より 林檎あふれをり 橋本多佳子
2007年10月09日
花の歳時記 10月9日 団栗 どんぐり ドングリ わが行けば どんぐり光り 触れ合へり 金子兜太咳よりも はやく 団栗 落ちきたる 米澤吾亦紅ブナの木 花言葉 繁栄(西洋)
食の歳時記 10月8日 蛸 たこ タコ 蛸 俳句・川柳中年の 逢瀬の夜市 蛸を購ふ 宮武寒々江戸川柳 蛸開運を 女の願う 蛸薬師 柳29蛸を呑むと 夢見て 出来た子が 妾 拾4蛸壺で 尻の毛までも 吸い取られ 末3
2007年10月08日
花の歳時記 10月8日 牛膝 いのこずち イノコズチ いのこずち 畳に子らの おきみやげ 吉久保壬子球拾ひ させられし子に ゐのこづち 榎並美代子 種子が衣服にくっつきやすい。いのこずち 花言葉 あなたについていきます(日本)
食の歳時記 10月7日 落花生 らっかせい ラッカセイ ピーナッツ 落花生 俳句・川柳 落花生 喰ひつつ読むや 罪と罰 高浜虚子落花生 好きで 特待生とかや 斉藤夏風 アメリカでの機内食の10時のおやつにピーナッツが出た。“カーターズ ピーナッツ?”と言ったら、2袋くれた。 落花生の収穫時期だ。生を塩茹でしたものも美味しい。
2007年10月07日
花の歳時記 10月7日 木犀 もくせい モクセイ 木犀 俳句・川柳木犀や うらへ廻れば 母が居り 山本洋子木犀や 木の中はまだ 雨が降る 八木荘一もくせい 花言葉 学問成就 立身出世(中国)
花の歳時記 10月6日 秋茱萸 あきぐみ グミ 秋茱萸の 海側 ほむらして 熟るる 加藤知世子俳句・川柳全目次阿見ヤーコン全目次
2007年10月06日
食の歳時記 10月5日 新酒 しんしゅ さけ 酒 俳句・川柳人が酔ふ 新酒に 遠くゐたりけり 加藤楸邨新酒 嗅ぐ 鼻のうごめく 上戸かな 石川錠子ぶどう酒の仕込みは今だが、日本酒はこれからだろう。簡単に作れる。
2007年10月05日
花の歳時記 10月5日 苔桃 こけもも コケモモ 苔桃の ひとつぶに すぐ隣あり 福永耕二こけももの実と 栗鼠の眼と まだねむし 中戸川朝人こけもも 花言葉 心の病を治します(西洋)苔桃の実を焼酎に漬けて、果実酒にすると美味い。砂糖は入れない。ジャムにするのもよい。
食の歳時記 10月4日 塩辛 しおから塩辛に 夜長の酒を 酌みにけり 鵜飼登美子針柚子の 利きたる 烏賊の 墨作り 中川岱子(タカコ)塩辛が 呑ませたやうに 嬶(カカ)にいひ塩辛を 食おうとして 水を飲む
2007年10月04日
食の歳時記 10月3日 酸橘 すだち スダチ夕風や 箸のはじめの 酸橘の香 服部嵐翠食欲の無き 日の 酸橘 惜しみなく 須崎君江
2007年10月03日
花の歳時記 10月3日 野紺菊 のこんぎく ノコンギク 子狐の 隠れ顔なる 野菊かな 与謝蕪村瞳を 澄ますほどの風あり 野紺菊 きくちつねこのこんぎく 花言葉 変化が好き(西洋)