帽子
阿見町のある茨城南部は、毎日暑くて、蒸し蒸ししている。これは、家の中の話。外に出ると、風もあり、思ったより涼しく感じる。東京だと、もっと酷いんだろう。去年、クーラーも扇風機も使わないで、一夏過ごした。冬は、石油一罐半、後は炬燵。今、家にいるのは、私と、毛皮を着た、猫の”ふく”!晩秋や冬、早春は、私の腹の上で寝ている女の子!夏帽子でも買ってやろうか???檜山出て もっとも眩し 夏帽子 玉木春夫 長野県 上松町 なつぼうし吊橋に はずむ一歩や 夏帽子 遠山満子 長野県 山口村 馬籠天守より 地へ声つなぐ 夏帽子 川島年子 犬山五合目の 風にころがる 夏帽子 芳賀昭子 富士 火の山の裾に 夏帽 振る別れ 高浜虚子 上高地温泉ホテル なつぼう写真とるだけに 夏帽 かぶり出て 大橋櫻坡子 山中湖 虚子山荘舟下り 夏帽の紐 結ひ直し 檜紀代 木曽川旅ごころ 新た 夏帽 また新た 岩松草泊 伊良湖岬 火の山へ 近づいてゆく 白帽子 小室善弘 浅間山 しろぼうし島女 麦藁帽の中の顔 清崎敏郎 愛知県佐久島 むぎわらぼう天竜の子となる 麦藁帽 飛ばし 本山栄信 長野県 下伊那郡 紐つけて 老の軽みの 経木帽 遠藤梧逸