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テーマ:ホームシアター全般(147)
カテゴリ:Visual Equipment
先日、AVACにてVictorの新しいD-ILAプロジェクターDLA-HD12Kを観てきました。
前機種のHD2Kで認められたデジタルのくせしてアナログみたいなじらじらノイズはなくなっているし、光漏れ、ファンノイズも全く気にならないレベルまで減っていました。 絵に関してはVW100同様、HDらしい高解像度。720pだとどうしても格子が見えてしまうのですが、1080pだと1mくらいまで近づかないとそれも見えません。ちなみに視力は左右とも1.5以上。視力の良さはよく珍しがられるのですが、高3まで一日の自宅勉強時間が30分というのと、小学生のとき授業も聞かずに遠くの山の木の葉っぱと指の指紋を交互に見る訓練ばかりしていたのが良かったようです。←当時、眼鏡をつけるのだけは嫌だったため。というのも、将来、北斗の拳のような世界になると本気で信じていて、そんな世界で眼鏡のメンテナンスなんて無理。よって、目だけは悪くならないようにしようと心がけていました(笑)こんなに視力が良いと老眼になってから苦労するのですが… さて、個人的な感想。 さすがレンズに拘っているだけあってVW100の時に感じた液晶臭さが気になることなし。奥行き感もあるし、色のバランスも良い。というか、良すぎる。VW100のときに見ていなかったエピソードIIIやシービスケットでは綺麗と感じた絵も、VW100で見たMr.インクレディブルやシェイクスピアになると?????のオンパレード。 まず、二つあるアップサンプラーですが、余裕でFaroudja1080pの圧勝。もう一つの方はPCによるアップサンプリングと同じで単に8bitでアップサンプリングしてみました的な絵。奥行き感なし。 ところが、Faroudja1080pの方も、これってFaroudja??????と聞きたくなるほど普通の色。 思わず、「これって、アンカーベイですか?」と聞きそうになったよ(^^;; 奥行き感はさすがFaroudjaと呼べるモノですが、色は極々普通。ロックはしなかったけれど、HT1100JKにVP401を入れたときでもFaroudjaカラーが出ていたことを考えると固定画素だから駄目という言い訳は聞きたくない。ということでFaroudja1080pは何でもかんでもFaroudjaカラーにするというものではなさそう。この時点でHDに対する情熱消えましたよ。 個人的に感じたのはダイナミックレンジをフルに活かそうとした結果、階調性はあるかもしれませんが、一番美味しいと私が感じる帯域の色乗りが悪くなっているという状態でしょうか。全体的に白っぽく感じる。本当に白っぽいわけではないのですが、迷光対策していないときのフロントプロジェクションっぽいというか、要するに色乗りが悪いと感じました。AVACの視聴室は暗黒化していますからこれ以上良くなるとは思えません。ただFaroudjaカラーに拘らなければ、一般的に言って値段なりの綺麗な絵です。QUALIA004より下でVW100より上の絵と感じました。ただ好みによってVW100を選ぶのはありかなというくらいです。QUALIA004は三管とは全く違う透明感がありましたから、あれはあれで好みのヒトには良いのかも。 私自身の好みで固定画素選ぶなら、960pが受けられる1080pDLPプロジェクターがbestなのかも。ないんだけど… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.06 00:01:31
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