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 ねこにまた旅

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FINLANDIA 今井兼久さん
2009年12月06日
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カテゴリ:フランスの街角で
TVでパリの日常の風景をみて
「うわぁフランスだ、パリだ。。。」
懐かしさとなんだかほっとする感じと
いろんな想いがこみ上げてくる

高い建物ばかりの大都会
だだっぴろーい感じが孤独感をつのらせる
そんなところが最初は嫌いで
何が味わいある街だ!なんて思っていた
殺伐とした場所ももちろんあるし
初めて訪れたパリの夏は
むせるような香水の匂いとほこりっぽさが
とっても鼻について仕方なかった

留学を決め出かけた2回目のパリは真冬
到着してすぐに泊まったホテルは
吐く息が真っ白になるほど寒く
いろんなところから立ちのぼる湯気や煙
その向こうに凱旋門が見えて
自分がパリにフランスに乗り込んで来たこと
ここでがんばってみるんだと自分で決めたんだって
そんな決心をぴーんと張りつめるような寒さの中
シャンゼリゼ近くの通りの横断歩道の真ん中で
凱旋門を見ながら改めて思ったことを
今でも覚えている

冬の夕日が沈む時間のパリって独特の色で
郷愁が漂っているしね
今の、我が強くなった私の原点の風景(笑)
いえ、隠れてた才能を開花させた街かもしれない
高校生のとき、クラスで一人浮いてた人だからクール
あれからだよなぁ、ひとりでどこでも出かけるようになったのは

やっぱりいいな、あの風景
暮らすにはいろいろ大変だけどね
この前のストみたいなことが沢山あるから大笑い
主張しないと泣き寝入りするしかない国

Brasserie





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最終更新日  2009年12月07日 05時36分38秒
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