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モード界の巨匠カール・ラガーフェルドは2002年に42キロの減量に成功しダイエット本を発表。以来、モード以外の分野でも多くのコラボワークを手がけてきた。自らのスタイルを揶揄した黒メガネ&黒スーツのテディベアのデザイン。黒いスリムなパンツに白いハイカラーシャツをまとうラガーフェルドのスタイルは、いまやモード&ダイエット界のアイコンといってもいい。
この5月ラガーフェルドは「コカ・コーラ ライト」のキャンペーンに乗り出した。 http://www.coca-cola.fr 「アートはあなたのもの」というキャッチフレーズを掲げる店「アルテウム」 http://www.arteum.com 今ミラノで最も旬な「マーク BY マークジェイコブス」Marc by Marc Jacobs http://www.marcjacobs.com/ ベルリンに拠点をおくクリエイターの後衛りゃ自宅を訪ね、インテリアから人物像を掘り下げていくというオンラインインタビューマガジン「友だちの友だち」 http://www.freundevonfreunden.com 17回目を迎えるクラブミュージックとマルチメディアアートフェスの先駆け的存在「ソナール」が、6/17-6/19までの3日間、開催される http://2010.sonar.es/es/ http://xbrand.yahoo.co.jp/category/product/1766/1.html Enzo Mari エンツォ・マーリ1932年イタリア・ノヴァーラ生まれ 自著絵本「LEZIONI DI DISEGNO」 「デザイナー?自分の職業が何なのか、わたしにはよくわからない。若い頃、偶然にもアーティストとして活動を始めた。それkらずっと、芸術とは何か、デザンとは何か、デザイナーの仕事とは何かを問い続けてきた」 「学校でデザインについて学んだことなど何もない。あるまり私は、学校ではなく、偉大なマエストロたちの下で学んだ。美術館や博物館へいけば、二本でも無数の傑作や美しいものを観ることができるだろう。200年前、500年前、3万年前につくられたものは、ことごとく素晴らしい。そのフォルムに陳腐さはなく、美しい本質だけがある。しかしテクノロジー、イデオロギー、伝統などが混じると、本質がけがされてしまう。ある時代の特定の人々のためのものになるからだ。いまの世の中にあるものは、どれも陳腐でバカげている」 「何かを作るときは、世界中を埋め尽くす何十億もの汚れたアイデアから開放されなければいけない。私は常にそうしてきた。知性アル者の仕事とは、果てしない否定だよ。哲学書と同じだ。哲学書の結論は、ほんの半ページで書き記すことができる。あとの数百ページは、あらゆる状態を想定した、既成概念の否定に費やされる」 「老人の手、若者の手、子どもの手、ピアニストの手、職人の手。手は人によって異なるが、それぞれが完璧なフォルムだ。こんな複雑なものがあるだろうか。骨がり、筋肉があり、血が流れている。もし神が京のデザイナーだったら、どうなると思う?毎回、それまでとは違う"新しい"手をつくろうと試みるだろう。すると完璧なフォルムは怪我され、堕落していく。まさに悪しきフォルマリズムだ」 「フォルマリズムから生まれるフォルムは偽りだ」 「愚かなのは若手デザイナーだけではない。学者や評論かも同じだよ。フォルムについて語るフリをして、フォルマリズムを語っている。イタリアの名物に、チーズと生ハムがある。しかし、ダレが斬新なチーズや斬新な生ハムを必要としているだろうか。それらは何百年もかけて少しずつ改良されてきた。本当のクオリティとは、そういうものだ」 「私はコンピュータが悪いとはいっていない。何かをコピーするには便利な機械だろう。しかし、それで新しいものを創りだそうなんて間違いだ。コンピューターをマスターしないと何もできない、と教える学校など最悪。人間は、ますますサイボーグのようになってしまった。」 「若いデザイナーの多くは、生まれながらににして死んでいる。彼らは結局インダストリアル・デザイナーなのだ。インダストリアル・デザイナーは、あるルールに則って、商品をつくらなければならない。それは前の商品を殺すこと。そして次の"新しい"商品をつくりだす。彼らはでざいなーではなく、商品の生産者にすぎない。"新しい商品""楽しい商品"。いいだろう、私は何もいうつもりはない。人は新しいモノを求め、飽きたら捨てて、また新しいモノを買う」 「1974年に発表した"アウトプロジェッタツィオーネ"は大変な論争になった。"もっと快適な椅子をデザインするべきだ""こんなのはファシズムだ"ともいわれた。しかし新聞や雑誌で紹介され"ニューヨーク・タイムズ"にも載り、充分な反響があった。発表以来、2~3万脚は作られたと思う。作り方を教えて欲しいという外国語の手紙もたくさん送られてきた。彼らの多くは田舎に住んでいて、こんな素朴な家具を求めていたんだ」 「(あるイギリス人作家による小説の一説を引用しながら、自身のユートピア像を披露する) そこはイギリスの田舎で、いたるところに大きな木があり、カゼが穏やかに吹いている。小さな意志の家に住む家族は、買っているヤギの乳でチーズを作ってクラス。父親から息子への贈り物は、手作りのベルトの留め金だ。誰も他人を利用せず、自分の人生に必要なことをして、それを楽しんでいる。誰もが慎み深く、論理的で、美しい」 Pen (ペン) 2010年 6/15号 [雑誌] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.07 11:13:10
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