Motor & Outdoor Journalist 安藤眞の　　　　　　　　　逆説的よろず考現学

みなさん、こんにちは(^^)/。

　昨年12月、JA22最終型から乗り換えたJB23-7型ジムニーが半年を迎えたので、６ヶ月点検をしてオイル交換をしてもらいました。

　半年で約6000km走行しましたが、驚いたのは、低速の粘りと燃費の良さ。平坦なところならさほど気を遣わずに２速発進が可能なのに加え、6000kmの平均燃費が17km/lを記録しています。しかも6000kmの半分はスタッドレスタイヤを装着しており、夏タイヤだけなら17.8km/lに達しています。燃費は給油ごとに満タン法で計っていますが、最高記録は、なんと19.7km/lです。

　「まあ、僕は燃費運転ができるから」

　と思っていたのですが、今日、ディーラーで「７型は燃費が良くなりましたねぇ」と言ったら、

　「そうなんですよ。ほかのお客さんでも７型を買った人がいるんですけど、高速をうまく走れば20km/l近く行くって言ってるんですよね」

　と言われました。なんだ、僕だけじゃないんじゃん(^_^;。

　がしかし、ということは、これがJB23-7型の実力ということではないですか。ちなみに10・15モード燃費は16.4km/lなので、何の優遇税制の対象にもなっておりませんが、実力的にはモード燃費で22km/lぐらいを表示しているモデルに匹敵します。これで優遇税制の対象にならないんですから、やっぱ制度がイビツなんでしょうね。

　そうそう、この燃費はMT車の話で、AT車がどうかはわかりません。以前、試乗車を借りた感触では、けっこうトルコンをスリップさせるので、街乗り中心ではMTほど良い数値は出そうに思えませんでした。が、トップギヤでロックアップが多用できる郊外や高速道路が中心なら、ことによるとMT車をしのぐ数値が出るかも知れません（ギヤ比が高いんでね）。

　というわけで、「ジムニーには興味あるけど、燃費が悪いって言うしねぇ」と思っているかた、７型だったら、そんなことはありません。運転の仕方にもよりますが、ちまたの「エコカー」と同じぐらいの燃費は出せますから、ご心配なく(^^)。