|
カテゴリ:姉+姉友
さて、両親も帰ってきて食事会である。
しかし……何でうちの両親はこんなに若者の輪に加わっても溶け込めるんだ? うちにあったホットプレート2機を活用してみんなで焼肉を食らう。 姉友の持ってきた肉は大きく、この大人数でも十分食する事ができた。(親父にもさすがに遠慮の心はある) 「あん」 と、口を開けた姉ちゃんに肉を食べさせてやると、 「はい!はい!あーん」 と、姉友も続き、 「はっ、はっ、はっ」 と、鼻息荒くカニもアホみたいに口を開け放ち、舌をだらしなく垂らす。 「オメーが乗っかるから私が食わせてもらえねぇんだよぉぉぉ!!」 姉友に水平チョップを叩き込まれたカニの行く末を見守らずに、俺は白米を口に運ぶ。うまい。 この白米、みんなで購入したものだとカニが言っていた。 いつだか、前にもうちで食事をした時に親父が冗談で(……だよな?)米持ってこいと言ったからだ。 それはそうだと、彼女達は本当に米を持ってきた。部屋の隅には米袋が2つある。 それも、スーパーにあるようなビニールの米袋ではなく、農家の納屋にありそうな大きく丈夫な紙袋だ。その内容量1つ30キロ。 「婆ちゃんの知り合いにうってもらったんだよ。みんなで全力で食ってもそうそうビクともしねぇだろ」 とはカニ談。 ……っていうか、あんたらどれだけウチで食おうとしてるの?wwwww 食事を終えると両親が 「飲み行ってくっから」 と言うので車を出してやろうと思ったら 「送ります」 と姉友にインターセプト。本当に家族みたいに打ち解けてきた姉友の運転で出かけていった。姉友2も飲み物の買い出しで着いて行った。 キッチンでは姉ちゃんと姉友3がチョコを柔らかく溶かしている。 残った4人はゲーム。怠けてるワケじゃないwwwww 「いい匂いだ……」 カニが科学薬品を嗅ぐようなモーションで鍋の上部を手でハタハタとやる。 「食べよう!」 と姉ちゃんがテーブルに手をついてジタバタするが、「まだみんな揃ってないから待ちなさい」 と、姉友3にたしなめられる。まだ姉友・姉友2が戻っていない。 「まだかな♪まだかな♪」 リズムに乗って歌う姉ちゃん。年末に25歳になりましたwwwww 15分後、2人が戻ってきた。 「遅いよ~。遠くないっしょ?」 姉ちゃんが言うと、姉友2がコンビニの袋をテーブルに置きながら言った。 「ごめんごめん、【カニ】君のリクエストのマウンテンデューが見付からなくて……はい」 カニに袋から取り出したロング缶を渡した。 「せんくす。コレが飲みたい気分だったんだよなぁwwwwww」 「貴様かッッッ!」 姉ちゃんの地獄突きがカニのみぞおちに綺麗に吸い込まれていった。 チョコフォンデュを囲んで歓談。ここしばらくの話や、何度も繰り返された話。 この人たちとする話は全て面白い。毎週だろうと……飽きないね。 体力は減ってるみたいだがwwwww すべて食べ終わろうかというときに姉ちゃんが俺に言った。 「ねぇ、部屋から私のヘアバンド取ってきて」 「ん?何で?いいけど」 「いってら~」 送り出された俺は姉ちゃんの部屋に入ってベッド脇のヘアバンドを取った。 「……ん?」 階段を上がってくる音…… 「ばぁ!」 「バレてるぞ」 「うひん♪」 部屋に飛込む勢いで俺にひっつく。 「お?」 「ちうちう」 「おっおっおっ、はいはい」 「んー」 唇を近付けると―― ペロッと一舐め。 「おぅ」 「甘い♪」 「わーわー」 「もっともっと」 「お、お姉さん……」 「まむまむ……甘いよぅ」 She is ヱロスwwwwwww 明日は外伝、カニ蒸着編wwwwwww またライダーが分からない人は難しいので注意wwwwwwww お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[姉+姉友] カテゴリの最新記事
|