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可及的ゆるやかに。

可及的ゆるやかに。

MEA術後1年。

MEAを受け,「子宮内膜のない子宮」を持つからだになった私。

あんなにひどかった過多月経から解放されて,
スポーツの教室に通い始めるなど,
月経が気になってできなかったことが,
何の障害もなくできるというのが,こんなに楽しいのかと思っています。

術後1年目の9月末,
山王LCにて子宮頸がんと,子宮体がんの検診を受けました。

手術痕をエコーで見ると,ほんの一部分だけ子宮内膜は残っているので,
そこから月経血がほんの少し出てくるのだろうとの診断。

がん検診の結果も異常なし。
今後もがん検診を1年ごとに受けながら,調子を見ていくことになりました。

今年は,ツレの扶養になっているので,
職場の健康保険組合で「特定健康診査」(いわゆるメタボ健診ですね)を受け,
どのくらいからだが変わっているか,結果を待っていました。

その結果・・・
驚きました・・・

貧血が大幅に改善されていました!

ヘモグロビン(Hb)11.3 → 14.1(!!)
赤血球数 440 → 465(!!)
ヘマトクリット(Ht)35.3 → 41.4(!!)

ここ10年くらい,見たことのない「正常値の数字」が出ていました。
本当に嬉しい。
明らかに貧血と思えるからだの疲れは無くなったなと感じてはいたのですが,
検査結果でもはっきり出てくれていました。

これから閉経するまで,あと何年なんだろう。
やがて,ホットフラッシュとか,更年期症状は出てくるだろうけれど,
それまでの期間,過多月経だけは無いので,
一つは問題解決しているし,おおらかに構えていようと思います。

あと,MEAとは少し逸れるのですが。

最近,からだの不調を感じた知人達が,病院をめぐった結果,
実は婦人科系の疾患だった,ということが多いです。

尿漏れがひどくて泌尿器科へ行っていたら,
実は巨大化した子宮筋腫が膀胱をぺったんこにしていた,とか。

婦人科の健診で甲状腺疾患だと分かり,
そこから胃腸科を紹介されて胃ポリープが見つかった,とか。

私のように,貧血の原因が子宮にあったり,とか。

「どうもからだの様子が変・・・」というときは,
婦人科を受診してみるのも,ひとつの選択ではないでしょうか。

ママ友の中で,「子宮がん健診を一度も受けたことが無い」と言っている人が,
少なからずいて,本当に驚きました。
出産以外で産婦人科へ行ったことが無いというのです。

敷居が高い(=恥ずかしい)と感じているからかも知れませんが,
自分のからだの中のこと。
調べてもらわなければ,大きな病気を見逃しているかもしれません。

最近は,山王LCのように雰囲気の良い,入りやすい病院が増えているので,
まずは気軽に行ってみて,とママ友たちにもすすめているこの頃です。
(2011.10.9)


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