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皆さんは「低アミロース米」をご存知でしょうか?
低アミロース?と聞いても???という方もおられるかと思いますが「ミルキークイーン」という品種を耳にしたことのある方はいると思います。 現在、低アミロース米の代名詞のようになっているミルキークイーン。 自慢ではありませんが、私の住む茨城県の品種でもあります。 コシヒカリを特殊な処理をして当然変異を起こし、アミロースというでんぷんの含有量をググっと少なくした品種なんです。 コシヒカリが元になってるってご存知でしたか?^^ 皆さんが普段食べているお米。 正確にいうと「水稲うるち米」という部類になります。 「水稲」つまり水田で育成されたお米で「うるち米」という意味です。 お米の種類的には「うるち米」か「もち米」の二種類に分類され、圃場(田んぼです)が水田なら「水稲(すいとう)」畑でなら「陸稲(りくとう)」ということになります。 「え?お米って畑でも取れるの???」と驚かれる方もいると思いますが、実は古くから日本では畑でも稲作をしてきているんです。 この話しは後日別の機会にするとして・・・ なぜ低アミロース米は独特の「粘り」があるのかというと・・・。 お米に含まれるでんぷん質には大きく分けて「アミロース」と「アミロペクチン」というものに分けられます。お米全体に含まれるでんぷんの割合の中で低アミロースは文字とおり「アミロース値が少ない」ということになりますが、これは結果として「アミロペクチン」の割合が多いということになります。 そう、お気づきの方もいるでしょう。 結果としてはアミロースというでんぷんの種類が少ないからあの独特の粘りがあるのですが、実はアミロースが少ない分、アミロペクチンの割合が多い・・・。 アミロペクチンこそが「粘り気」を決めている要素なのです。 それなら・・・高アミロペクチン米でもいいんじゃ?というツッコミはしないでください^^; 通常のうるち米には17~23%ほどのアミロースが含まれています。 これは品種などによってさまざまです。 もち米に至ってはアミロースほぼ0%とされています。 ミルキークイーンはどれくらいなのでしょう。 実は品種ごとにも違いがあり、産地や生産者によってもちょっと違いが出てきます。 一概に言えませんがだいたいアミロース値5~15%が低アミロース米としての基準のようです。これは食味計などの分析機器で数値の精度はともかく割り出しをすることができます。 見る方が見れば、食味計の数値だけでだいたいのことが分かってしまうことになりますが、実際はこの数値に出ない部分もお米の美味しさに加味される部分もあるので・・・難しい。 現在、楽天さんで営業されているお米屋さんの中で、自分が気になる低アミロース米がいくつかあります^^ ![]() 粘りが止まらないw(゜0゜; )w262項目残留農薬分析結果待ち!牛分有機肥料と海洋深層水で無農薬化達成 NHKスペシャル出演新潟味方村の玉木農園ミルキークイーン 精米無料【送料無料】22年の特注栽培 ミルキークイーン 新潟県産 味方 玉木農園 玄米1kg 玉木先生のところのミルキークイーン。 玉木ブランドというとコシヒカリが真っ先に思いついてしまう自分ですが、ミルキークイーンもやっておられたのですね。 あの玉木ブランドのミルキークイーン。 値段は張るでしょうが、一口で違いがわかる逸品ではないでしょうか! 気になります。でも値段が・・・・Orz
昨年の秋にオープンされた幻米屋(げんまいや)さんのミルキークイーン。 産地は福島県中通りです。 恐らく中通りといってもあまりピンと来られない方も多いと思います。 かなり大雑把ですが・・・福島県の海岸に面しているあたりが「浜通り」といいます。 その逆で山地のあたりを「中通り」といいます。(これでわかるのか?w) 会津磐梯山の周辺などは完全な中通り。 値段がこちらかなり良心的です。 間違いなくオススメな商品ですb と、ここで違う品種の低アミロース米が売られているのを発見。
ミルキープリンセス!ちょっと耳にしない品種だと思いますが、これも茨城生まれなんです(汗) ミルキークイーンの流れをくむ品種なんですが、コシヒカリから生まれたミルキークイーンを今度は親にして、昔からある「初星」と「青い空」の子供である「関東163号」を交配させて作られた低アミロース米です。 ミルキークイーンの爆発的人気が一段落した頃に生まれました。 人は贅沢なもので、ミルキークイーンに慣れてしまうと、逆にその「粘り気」が邪魔に思う人も出てくるわけです。紆余曲折ありますね・・・(汗) 今では栽培されている方もかなり少ないと思います。 一度食べてみてもいいかもです♪ と・・・「試される大地!北海道!」の低アミロース米まで・・・Orz
おぼろづき。。。ほんとここ数年って北海道頑張ってますよね。 ゆめぴりかも好評のようですし、昔のような稲作不毛地帯(産地の方すみません><)からの脱却を見事成功させていると思います。 そんな北海道の低アミロース米がこの「おぼろづき」です。 ベースとなっているのはミルキークイーンとおなじく、当時北海道米のトップを走っていた「きらら397」を培養処理して突然変異を起こしアミロース値を抑えた「北海287号」と、産地育成に優れていた「空育150号」を交配した品種です。 と、気がつけば・・・なんだか低アミロース米についてダラダラと書き綴ってしまいました。(反省) 人にはそれぞれ好き嫌いがあります。 低アミロース米独特の「粘り気」や「甘み」が好きという人ばかりではないと思います。 さっぱりとした味わいのお米が好きという方も多いと思います。 これは人それぞれですよね^^ 毎日食べるご飯。 日本には、それぞれの好き嫌いにピッタリとあった品種があるはずですよ。 ご飯の味は炊飯によっても大きな差が出たりします。 せっかくお米の国「日本」に生まれたのですから、その辺をもっと楽しんでもいいと思います♪ さ、炊きたてでも、おにぎりにしてもおいしい低アミロース米はいかがですか?^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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