カテゴリ:歴史・旅・散策
明後日広島に行く前に…と、先日録画した「歴史発掘スペシャル・ドイツからの贈りもの~国境を越えた奇跡の物語~」を観ました。
日本で最初の『サッカー国際交流試合』は、実は1919年(大正8年)、広島の似島(にのしま)にあったドイツ人捕虜収容所の捕虜チームと、広島師範学校チームとの間で行われたもの…とのこと。 番組は、日本サッカー発展の礎を築いたとも言えるこの試合を戦ったドイツ人捕虜たちの『その後』を探るものでござりました。 自らもサッカーをなさる俳優の勝村政信さんが、ドイツで捕虜の子孫のかたを訪問されたり、サッカーや文化に触れるご交流も…という、なかなかに盛り沢山で興味深い番組でござりました。 捕虜チームのお一人がドイツ帰国後に創設したサッカーチームにて、あのブッフバルト氏が少年サッカーを始めていた…等、サッカーファンの方なら「おお!」という事実が判明したりしたのでござりまするが、甘党・ナタ55めが「おお!」と思いましたのは、『ユーハイム』氏のエピソードでござりました。 昔、デパートのドイツ物産展で『本式・横スライス』のバームクーヘンを賞味して以来、その美味しさに目覚め、時々ユーハイムで買っておりましたが、創始者・ユーハイム氏が似島の捕虜収容所に収容されていたことも、当時彼が焼いたバームクーヘンが広島産業奨励館(現・原爆ドーム)で紹介され、大好評を博した、という事も知りませんでした…。 ドイツではクリスマスの特別なお菓子であるバームクーヘンが、日本ではいつでも食べられるお菓子として定着するほどでござりまするゆえ、当時の日本人が如何にその味に感動したかが推察出来ます。 とは申せ、ユーハイム氏が解放後そのまま帰国なさっていたら、いつしか忘れ去られる味になっていたかも知れませず、日本に残って開店…というご決意に感謝したい気持ちです。 『安芸の小富士』とも呼ばれる似島は、市内のあちこちからパッと目に入る島で、海に近い叔父宅からもよく眺めておりましたが、明後日の到着後に見る似島、以前とは違って見えそうです。 ユーハイム・バウムクーヘン 【高島屋バレンタイン】<カールユーハイム>バウムリンデ(ショコラーデ) 2/13お届け (45528... ↑バレンタイン・ラッピングでお届けとのこと。(残りあと9個!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年01月25日 21時34分49秒
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