カテゴリ:歴史・旅・散策
アフィリページTPに並ぶ項目に『和傘』とあり、クリックしたら幾つも出て来て、どうやら流行りらしい??と思いつつ…。 最近、このタイプの傘について疑問に思ったことが。 舟木本洛中洛外図屏風ムック本に、屏風に描かれている傘売りさんがピックアップされているページがあり、そこには、「(傘が売れそうもないので)晴れていて残念」といった感じのコメントが添えられているのですが…。 たしか戦国時代くらいまでは、今のような柄が付いていて開くタイプの傘、日傘としてしか使用していなかった…とどこかで読んだ記憶があり…。(油紙がまだ一般的になってなかったから??) だといたしますと、舟木本に描かれた傘売りさんは、『晴れているからこそ、日傘の行商に…』という考えだったのでは…と。 舟木本に描かれているのは、慶長年間の京洛とのことですので、ちょうど江戸時代幕開けの頃…。 今のようなタイプの柄付き雨傘も、そろそろ出回るようになって来ているののかも??(そして浪人が、長屋で傘張り内職をするように??) (検索)
なんと!↑この本には『竹骨と油紙を使った傘の製造が本格的になったのは元禄年間』という記載があるのだとか!! なればやはり、舟木本の傘売りさんが販売中なのは『日傘』ということに☆ うぬー。歴史…ことに、生活史のあれこれって判らないことだらけ…。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年06月09日 09時39分55秒
[歴史・旅・散策] カテゴリの最新記事
|
|