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『身の代(しろ)と 遺(のこ)す桜は 薄住み(うすずみ)よ
千代に其の名を 栄盛(さか)へ止(とと)む』 今日は久しぶりに根尾に行きました。 桜はまだまだつぼみでしたが、桜の紹介に上の継体天皇の詠んだ句が紹介されていた。 私の勝手な解釈ですが、「私の体の変わりにと、根尾の地に遺したこの桜の名を薄住み(淡墨)と言う。其の名前をこれから千代先も世に広め、その栄え築いた地位を、そのまま残してくれ。」ということを言っている。(のかなぁ・・・) 現在、樹齢1500年以上というこの桜は今もなお力強く、そして人々を包み込むようにどっしりと構えていた。つぼみでも美しい。花がつけばなお美しい。葉桜になれば、緑とピンクのコントラストに美を感じる。 生命は尊し。この桜の美たるは、この桜の花にもあるが生き様にそれ以上のものが存在している様でもあった。 まだつぼみ しかれどつぼみの 美しも この樹歩みた 苦楽の道ぞ 下手な句で終えたことを、お許し下さいまし。 桜の描き方も人それぞれなんですね。うん、一枚欲しい。桜を身近に感じたい・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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