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TDK RSJ第06回放送分

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東京FMをお聴きの皆さん、こんばんは

角松敏生です。

さあ、今夜も TDK REAL SOUND JAM スタートしました

この後、9時30分まで、どうぞお付き合いくださいませ。

まずは挨拶代わりに一曲。角松敏生の

最新アルバム「Prayer」から、「You Made It 」



♪♪ You Made it


さて~、改めまして、こんばんは、角松敏生です。

TDK REAL SOUND JAM 今夜もリアルサウンド、リアルミュージックを

テーマにお届けしていきたいと思いますが、あ~

メール頂きました!

え~、ふみりん、さん、「偶然つけたラジオから

角松さまの声が流れてて、慌てちゃいました。

嬉しくて、メールせずにはいられません。

こういった、ラジオ番組にメールするのは初めてです。

はじめまして、ふみりんと申します。」

どうも、かどりんです(吹き出し笑い)

「存在の証明からの大fanです。以前から、東京で

角松さまのラジオが流れないかと思っていましたので

今日聴けて、とっーてもハッピーです。

4月始めに名古屋に引っ越してしまった、角松さまのfanの

友達に即メールをしましたが、名古屋でも聴けるのでしょうか?」

(笑いながら)聴けません、聴けません、

え~、これは東京だけでございます。はい。

「これから、毎週土曜日が楽しみです。

記録メディアの歴史ウンチク、角松節をたんと聞かせてくださいね。」

ということでね、え~、じゃあ、薀蓄,、たんと、

聞かしてあげようじゃないか!ということで、え~

さて、今夜のメニューですが、ね、ふみりんさんのメールにもありました

サウンドレクチャーのコーナー。記録メディアの歴史。

え~、ね、人間は全てライブからね、あ、音楽はね全てライブから始まる

それをいつしか、記録するというね、憧れに、え~、によって

「記録」する機械、が発明され、蓄音機がね、発明されて、

グラモフォンが発明されて、え~、ね、平盤のね、記録メディアが登場して

というところまで来ましたけども、え~

本日は それ、どうやって録ってたの? 

どうやって収録してたの?

っていう、そこらへんのところをね、

まだまだ、もう、始まったばかりですからね、

はっきりいって歴史はね、

どうやって録ってたの? そこらへんのところをですね、

本日はですね、ちょっと突っ込んでいきたいと

思います。

ということで、今夜もどうぞよろしく。。。



******CM

-------ジングル



♪♪

「justify」



東京FMから、角松敏生がお届けしております。

TDK REAL SOUND JAM

お届けしているナンバーは、ダリル・ホールで

「justify」

ダリル・ホールといえば、ね、ホール&オーツというユニットで

有名でございますけども・・・有名でございますけど、といっても

知らない人も、もういるんだよな~、今の時代はな~、(笑)

え~、そのダリル・ホールがですね、90年代後半

これ96年暮れに発表された、4枚目のね、ダリルのソロアルバム

「キャント・ストップ・ドリーミング 」の収録曲でございますね、え~

軽やかなブルーアイドソウル、という感じでございますね。

え~、さて、ここでまた、え~と、メール来ております。ですね。

ゆうこさん、え~「土曜日の夜、楽しく聞かせて頂いております。

30分ってあっという間ですね。もっと聴きたいな~と

思いつつ、ラジオを切っています。」

切っちゃ駄目だよね、切っちゃ駄目だよね、(笑)

その後も聴いていただきたいですけど・・

え~、ところで、2月にKJBのライブに行きまして

アコースティックギターの音色を楽しませて頂きました。

最近のミュージシャンのアコギの曲は時々聴いているのですが、

昔は、アル・クルーなどよく聴いていたのを、あ~、思い出し

改めて、昔の曲を聞いてみようかなと思いました。

え~、ね、角松さんのオススメの曲がありましたら、教えてください。」

え~、あ~、2月のね、KJBツアーが、ね、

先週の浅野さんの、ね、追悼番組やりましたけども、

僕と浅野さんがやった最後のステージにね、なってしまったわけですよ。

ゆうこさん、そういう意味では、ホントに、貴重なライブをね、

ご覧になりましたね~。ほんとに・・・・

え~、まあ、あの~、アル・クルー ね、アル・クルーお好きで、、

僕もアール・クルーすごい好きで、あの~、ね、「ハートストリングス」とか

「ドクターマクンバ」っていう曲を好きでしたけどね~。ん~

あと、あの、意外と~私は、いわゆるスパニッシュが、 あの~、すごく

好きだったり、しまして、ビセンテ・アミーゴ というギタリストが

いるんですけれども、非常に好きだったりして

ま、そのうち、この番組でも、かかるでしょうね。

え~、というわけで、私事、ご紹介させて頂きたいと思います。

え~、角松敏生の、を~

新しい次なる旅立ちといいますか、

え~、2007年の角松敏生の予定が出ております。

え~、コンサートツアー

”Player's Prayer RETURNS!!”

TDK Presents ですね、

”Player's Prayer RETURNS!!”というツアーをやります。

6月から来年にかけて、今、ね、ご紹介できるいくつかありましてね、

6月30日土曜日、え~、軽井沢・大賀ホール。

これは、ピアノ3人、鍵盤楽器3人と言う編成で行います。

え~、と、歌とね。

え~、それから、7月25日、ZEPP名古屋。

これは、T'S Gang と申しましてですね、

ギター、べース、う~、ドラム、ピアノというフォーリズムの編成で行います。

そして、7月28・29・30 ブルース・アレイ・ジャパン。

えー、これはわたくしのギターと、アコースティックピアノ、

そしてもう一人のギター、それから、アンドモアと言う感じの、

非常に何が出てくるかわからないそういう形態でございまして、

えー、そして、8月7・8日 SHIBUYA-AX 

これも先ほどと同じ フォーリズムでありますね。

そして、8月11日土曜日はミュージックタウン音市場、

これは、沖縄なんですけども、

えー、沖縄のミュージシャンとのコラボが楽しめると言う

スペシャルプログラムですね。

9月17日、高崎市文化会館、これも T's Gang。ようするにフォーリズム。

9月22日 ZEEP仙台、これもフォーリズムT’s Gang ということでございまし
て、

まだまだ、いろんな系統、形態のね、セッション、

いろんな形態のライブを、やるんですけど、

これが全部、”Player's Prayer RETURNS”という

一つのコンサートツアーの傘の中に入っていると言う

まあ、ちょっと、豪勢なコンサートツアーになると思いますので、

え~、お楽しみに♪

是非、みなさんたくさんのお運びおまちしております。


それでは、続いてのわたくしのセレクションナンバー

記録するに値する音楽、

セルジオ・メンデス
「NEVER GONNA LET YOU GO」



♪♪NEVER GONNA LET YOU GO



角松敏生がお届けしております、

TDK REAL SOUND JAM

お届けしておりますナンバーは

セルジオ・メンデス!

「NEVER GONNA LET YOU GO」

この人は、あのー、

自分であのー、なんか人を集めて、こう、

いいものを作ると言う感じでございまして、

本人はこういうなんつーの、

プロデューサーに徹している、非常に不思議なんですけども、

でも、セルジオ・メンデスという名義でやるんですよね。

不思議な感じがしますよね。(笑)


さて、続いてはこのコーナーです。


サウンドレクチャー。

さあ、このコーナー、番組のコンセプトであります、

リアルサウンドをテーマにしましてですね、

角松敏生が提唱する、記憶するに値する音楽について、

様々な、角度から迫ってみようではないか、

と言うコーナーでございまして、

えー、えー、冒頭でも言いましたけどね、

とりあえずその、記録と言うものをね

記録は大事だと何度もいってはありますけれど、

でも、やはり、どうせ記録するのでしたら、

あのー、ねー、誰でも出来るものではなく、

もう、あの、ONE&ONLYのね、

貴重な映像だったり、音だったり、

そうゆうものをやっぱり記録していくということから、

こう言った、その、何て言うのかなあ、音楽のね、アートと言うか、

そういうものの、プロフェッショナリティーというものがね、

生まれてきたのではないかと思いますけど。

えー、そういった意味で、最近記録するに値する音楽が

記録されて、こう、いるのかどうか?、って言うね、

まあ、ネット配信と言う時代になりましたからね。

まあ、あまりそう言いうことは、言いっこ無しよ、

ということになるのかも知れませんけど、

そうするって言うと、やっぱりその、

本来、本当にいい音って言うのは、

一体なんなのかって言うことはもう、

どうでも良くなってしまってですね、

えー、この番組始まってばっかりの頃も、言いましたけども、

FM放送っていうのは、ステレオ放送なんですよね。

えー、で、ステレオ放送ですってと言っても、

きっとわかってもらえないだろうなーと思って、

あのー、まあ、わかる人はわかるんですが。

ステレオって知っている?て言うとね、

答えられる人は、ほとんど最近いないんだよね。。。おかしな話。

まあ、その辺の話もまあ、ね、そのうちしますが、

さて!そのね、ひら、平盤の、そのね、

そうゆうレコードというのが、出来上がってね、

これはね、先ほど、前にも言いましたけど

ろうとかね、前にも円筒形だったものですけども、

ろうとか、すずみたいな、そうゆう素材のものに、

振動を、この針で、えー、この逆に振動を針でこう、

溝を掘っていくんですね~。ぐるぐるぐるー・・・と、

その溝を を~、その針が、こう、振動を拾って、その、音をまた、

逆に再生するということなんですけどね。

今、その、マイクを使って、レコーディングする、いわゆる、

電気録音システムってものが、基本でございますけれども、

この蓄音機が、出来た当時はどうしてたかというと、

この蓄音機というと、みなさんあの、見たことがあるでしょうけど、

デッカイラッパみたいのが、付いているじゃないですか?

で、あそこから、あれがスピーカーの代わりで、

音が流れてくるわけですよ~。

で、僕自身も最初、ちなみにどうやって録ってたのかな?って

思ったことがあって、まあ、いろいろ調べてみたら、

アコースティック録音って言うのが、まあ、あった訳ですよ。

で、これはどういうことかと言うと、

結局、あの、その、蓄音機についてるデッカイラッパみたいなのが

あるじゃないですか?それの、もっとデッカイラッパの前で、あの~

演奏するんですよ。演奏するんですって!

演奏するしたり、歌を歌ったりするんですって!

その、その、デッカイラッパがマイク代わりになって、

その先に針が付いていて、そのデッカイラッパから、

集音したものを、針がこう、あの、その素材に、

記録メディアの素材に、あの~、溝を掘っていくという、

これ、ちょっと今、想像したら、かなり滑稽な、あの、感じなんだなー(笑)

と思うんですけども。

電気録音が完成するまでは、そうやって録っていたんですねー!?

えー、そうゆう風にしてまでも、記録するということに対して、

えー、人間が憧れていた、って言うことなんですよね~。

まあ、オーケストラのレコーディングなんかは、大変だったそうですよ。

だから、そのオーケストラというデッカイ編成になると、

まあ、例えば、歌なんかは、そのラッパの前で唄えばよいのですけど、

デッカイ演奏になると、やっぱり、その、よりデッカイラッパが必要になる

みたいな、あの~、感じだったらしいですよね。

まあ、そうやって、あの~、逆に苦心して、こう、工夫した、

あー、出来ないことを工夫してやることで、完成された物の方が

簡単に出来る事よりもね、何かね~、充実感って、凄くあるんじゃないかな~?

と思いますよね。


さあ、記録するに値する音楽、

またまた1曲お届けしたいと思います


モーリス・ホワイト♪「I NEED YOU」




♪♪♪♪♪・・・・・・・・・・・・・・



さあ、お届けしているナンバーは モーリス・ホワイトで

「I NEED YOU」

まあね、アースウィンド・アンド・ファイアーのリーダーであります

モーリス・ホワイトはですね、この、ラブバラードをねえ、

ソロ名義で出した時は、

「また、売れ線を狙いやがって~。おめえ、ひよりやがって~」

なんて、あの~、言ってたんですけど、

今、聴いてみるといい曲だね(笑)

って言いますかね、やはり、あの~、

もう、モーリス・ホワイトも、もう、あの~、ねえ、今、病に倒れて、

もう、唄えないと言う話も聞きます。

えー、そういう意味でもね、こう、非常にこう、今になっては、

凄い、貴重な記録と言えるんじゃないでしょうか。


さて、サウンドレクチャー このコーナーでは、

今後、いろんな企画にトライしていきたいと思っております。

えー、例えば、僕自身がどのように曲作りをしているのか、ね、

レコーディング現場に潜入して、そっから生で、この~、どんなことを

やっているのかお伝えしたり、とか、

いろいろやって行きたいと思います。

また、リスナーのみなさんからの、

こんなことを知りたいとか、ね、いろいろご質問等、

受付けて行きたいと思いますので、

いろんなリクエストとしてみて下さい。

お待ちしています。以上、サウンドレクチャーのコーナーでした。


・・・・・・・・・・C M・・・・・・・・・・・・・・


TOKYO FMから、角松敏生がお届けしてまいりました、

TDK REAL SOUND JAM

いかかでしたでしょうか。


さあ、本日はアコーアスティック録音の話をしましたね。

デッカイラッパに一生懸命に大声を張り上げて、

録っていたという、けなげな時代がありました。

いよいよ来週は、電気録音システムの完成によりまして、

レコードと言う名前が登場する、

歴史に突入して参りたいと思います。

おたのしみに!



さて、えー、この、

TDK REAL SOUND JAM

は、みなさんからのメッセージ、お待ちしています。

角松敏生への質問、番組へのメッセージ、

サウンドレクチャーのコーナーでやって欲しい企画、

など、何でも結構です。


番組にメッセージを送ってくれたリスナーの中から、

抽選で毎週、10名様にTDK超硬DVDR録画用5枚パックを、

プレゼントします。

この、TDK超硬DVDR、一般のDVDに比べて、

キズ・指紋汚れ・ほこりに格段に強いTDKの

超硬シリーズでございます。ね。

えー、どしどしね、送っていただきたいと思いますけども。

メッセージの宛先

ハガキの方は、〒102-8080、102-8080

東京FM 「TDK リアル サウンド ジャム」

ファックスの方は、東京03-3221-1800 東京03-3221-1800

メールの方は、kadomatsu@tfm.co.jp  kadomatsu@tfm.co.jp

まで、送ってください。

たくさんのご応募、メッセージお待ちしております。



さあ、それでは今週もお届けしてまいりました、

「TDK REAL SOUND JAM」

そろそろお別れのお時間となりました。


えー、まあ、今ね、僕、ずっとスタジオにこもってね、

あの、昔からの自分のライブ映像の編集を

ちょっとしておりまして、

えー、懐かしいやら、切なくなるやら

まあ、ほんとに、あのー、こー、僕をずうーーーと

撮っているカメラマンが、よく言うことって言うのは、

「僕は、ずっと、角松さんを撮っていたい」

もう、それは僕は、それは、

「カメラマンは記録すると言う事が一番重要な仕事だと

思うから」

と言うね、おっしゃってくれた、あの~言葉がね、凄く

胸に響いておりますね~。うん!



てな訳で、また、来週も土曜日、夜9時に

TOKYO FMでお会いしましょう。

お相手は、角松敏生でした。


I See Ya・・・





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