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TDK RSJ第51回放送分

■TDK REAL SOUND JAM 第51回放送分(2008.03.22)



東京FMをお聴きの皆さん、こんばんは

角松敏生です。

TDK Life on Record REAL SOUND JAM

この後、9時30分まで、どうぞお付き合いください。

それでは、今夜の一曲目をお届けしましょう。

スティーブ・ガッドのドラムが炸裂するナンバー。

アルバム「Prayer」から角松敏生で、「You made it」

♪♪♪ 角松敏生 「You made it」


さて、改めまして、こんばんは。

角松敏生です~。

TDK Life on Record REAL SOUND JAM

今夜もリアルサウンド・リアルミュージックをテーマに

お届けしたいと思います。

さあ、お届けしているナンバーは、「You made it」

え~、ただいま、ね、え~、ツアー中でございまして、ね、

オープニングのほうで、ね、やっております!

スティーブ・ガッドが叩いております。このレコーディング

ヴァージョン。懐かしいですねえ。

さあ、ということで、まあ現在ツアーでもね、今

これやってるんですけども、いよいよ大詰め。

今日は名古屋で、愛知厚生年金会館にてライブです。

あと、残りわずか!もうね、遠い目になってしまいますが。

え~、メールいただきました。

えっと、じょうろくじさん。

「こんばんは。市川行って来ました。

前回の市川から、1年半ぶりのステージ。

DVDだけじゃ物足りない。角松さんとPlyaer達の

繰り出すサウンドや笑顔に早く会いたくて、

高速を思い切り飛ばしている自分がいました。

楽しかったです。次に会えるのはいつなんだろう。

次に会うのを心待ちにしています。

市川の会場の向かいにある、TDKさん。

TDKプレゼンツになったのも、市川からでしたね。

この番組もここから始まったんだ。番組も始まってもう1年。

おめでとうございます。そして、ありがとうございます。

角松さんの届けてくれる音楽、レクチャー楽しみにしています。

みゅーじんも見ました。」

テレビも見ましたということでね、ありがとうございます。

そして、クミコさん。こちらも

「テレビのオンエアみました。」ということでね

「サウンドレクチャーの収録風景も映ってましたね。

スポット番組以外で、角松さんを特集し、伝える番組が

貴重なので、どんな風に流れるのかと、期待と不安が

ありましたが、とてもよかったです。

角松さんそのもの、ライブで伝えたいこと、こだわり、想い

プロデュース、音作り、次世代への継承風景、

偏ることなく、うまく収められていて、見終わったあと、

よかった、二重丸!と何だか嬉しくなりました。」

え~、そうです。和光でのライブはバラードナイトですよ!

お楽しみに。


というわけでございましてね、今夜は、いよいよツアーも

ファイナルということで、今回のツアーの大きなポイントと

なった、前回のツアーのファイナル、スティーブ・ガッドとの

競演、これは大きなね、ポイントだと思いますが、

スティーブ・ガッドさんのプレイにスポットを当てて、

お届けしていきたいと思います。

ということで、今夜もよろしく。


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TOKYO FMから角松敏生がお届けしております、

TDK Life on Record Real Sound Jam

お届けしているナンバーは、これね、アル・ジャロウの「スペイン」

という曲なんですけども、ドラマーはもちろん、スティーブ・ガッドね、

えー、もともと、この曲はですね、いわゆる、ジャズの名曲

チック・コリアさんが作った曲なんでございますけども、

ま、インストナンバーだった感じなんですけども、これに歌詞をつけてですね、

この、ドラムが絶妙に絡みつくところ、んで、このー、中には、

スティーブ・ガッドさんが、これね、、ドラムと、ベースと、ピアノだけ、

キーボードだけなんです。だから、パーカッションの音聞こえるんですけど、

これ、全部ガットさんが叩いているんですけど、一時期に。

何しろ、このテイクにはその、this is スティーブ・ガッドというようなね、

えー、パタ~ンがいっぱい入っているんですけども、

ま。スティーブ・ガッドさんて言うのはね、ま、何しろ、

ドラムのー、ねー、持っている可能性をもう、極限まで、

えー、引き出した人と言っても過言じゃないかと、思いますけどね。

ちなみにスティーブ・ガッドさん、えー、1945年、ロチェスターっていう、

ニューヨークですね、ニューヨークのアップステイト、

上のほうで凄く寒いところです。メチャメチャ寒いところです。

えー、こちらでお生まれになりましてですね、現在もこの、

ロチェスターにお住まいなんですよ。あんか、あのー、ほら、

80年代バリバリの、なんか、Stuffなんかやっていた頃は、

ニューヨークにどっぷりだったみたい、だったみたいですけども、

なんか、あのー、お年を召してから、国へ帰った、

生まれ故郷の方がいいや、見たいな感じになられたんでしょうね~。

3歳で、おじのエディーおじさんにですね、えー、

元軍楽隊だったんでしょうね。の彼に、ね、えー、最初のこのー、

ドラムを買ってもらって、そこから、スタートしたんですけども、

もう、ほんとに、当時から、天才ドラム少年って言うにうたわれて

らしいですね。えー、そして、なんと彼はタップダンスの名手でもあるらしい。

子どものころ、ダンスなんかもやって、ま、体中がリズムだったのね~

っていう、えー、感じなんでしょうね~。う~ん。

それから、高校に入り、そして、えー、ね、そっから、その、

ミュージシャンのね、人生って言うのは、ま、セッションドラマーとして、

数!数の!もう、ほんと数え切れない言うほどの曲を、そして、ヒット曲を

えー、に、スティーブ・ガッドさん、参加されております。

えー、おかけした、アル・ジャロウの「スペイン」のような、

こう、インストルメンタルライクなナンバーだけでなく、

こう、いろんな歌ものの、バッキングで、すばらしい、

歌心あるドラム、けして、歌を邪魔しない、テクニックがある人ほど、

こう、引くところはうまく引く、ま、そんなことも、え、ね、

彼のドラムの特徴ではないかなーと思いますけれども、

えー、続いてお届けする、ガットさんが残した、ドラムね。

えー、これです、クインシー・ジョーンズ。クインシー・ジョーンズ

まあ、西海岸中心に活躍していましたけども、このアルバムは

「Stuff Like That 」というタイトルですね、

ニューヨークのミュージシャン、え、おもに、スタッフ。要するに、

スティーブ・ガッドが在籍していた、超有名なバンドでございます。はい。

Stuffのメンバーをフューチャーして作られた、アルバムでございますね。

この中で、素敵な、ラブバラードが入っておりまして、

え、こちら、なんと、ボーカルは、ルーサー・ヴァンドロスということで

こちらも、お聞きどころではございますけどね。ね。

「I'm Gonna Miss You in the Morning」


♪♪♪・・・・


角松敏生がお届けしております、TDK Life on Record Real Sound Jam

っていうわけでございましてね、「I'm Gonna Miss You in the Morning」

聞いていただきましたけども。ま、どんな曲をやっても、

あー、これ、スティーブ・ガッドさんだな、ってわかるところ、

これ、やっぱりワンアンドオンリーなところなんですが、

かと、言ってそれが、こう、なんていうの、曲を邪魔するわけではなく

最大限に曲を盛り上げる、これがやっぱり、セッションドラマーとして、

天才的なところ。なんで、ございましょうね~。う~ん。。

って言うことで、お届けしたナンバーは、クインシー・ジョーンズ

「Stuff Like That 」の中から、「I'm Gonna Miss You in the Morning」でした。


--------------------jingle---------------------------------

(市川ライブ後のファンへのインタビュー)


「今日初めて友達に連れてきてもらいました。音楽に対して、凄い純粋な方
なんだなと、非常に感動いたしました」


「みなさんのアンサンブルが素晴らしくて、えーと、グルーヴ感を特に楽し
ませて頂きました」


「どうも、角松さん、お疲れ様でした。今日もイイ物をいっぱい聴かせて頂いて
ありがとうございます」

「今日のライブはバラードが新しいアレンジなんかも入ってて、とっても
良かったと思います、でー、これから角松さん、新しいステージに入られる
と言うことなんですが、新しいステージの角松さんも期待しています」


「もう、今日はWHAT IS WOMANで、泣くほど鳥肌が立ちました。
すっごい良かったです。ありがとうございました」


「角松さん、お疲れ様でした。今日のライブもとっても楽しかったです。
格好良かったです。これからもライブ楽しみにしてますので、お体大切に
ずっと音楽続けてください」


「高校生の時からずっと大好きです!これからもずっと大好きです」


TDK Life on Record Real Sound Jam

さ、あー、今夜はツアーも大詰めと言うことで、スティーブ・ガッド特集を

お届けしている訳でございますが、先ほど市川にいらっしゃったお客さんの

インタビュー録ってたんですねえ。え、もう、みなさんのね、ああいうお声を

聞くと、頑張ったろうかな?っていう(笑)、えー、そういう感じがしますけどね。

はい、ありがとうございます、いらっしゃった方々・・・。



さあ、スティーブ・ガッドさんと言うとですね、んじゃ、僕のね、歴史っていう

部分で言えばですね、1989年に「REASONS FOR THOUSAND LOVERS」

っていうアルバムをリリースいたします。丁度、この頃、私、ニューヨークへ

入り浸りって言う感じでございましてですね、もう向こうのミュージシャンと

ずっと仕事をすることが多くて、で、向こうをこう基点にツアーがある時だけ

こう、日本に帰るみたいな、もうほとんどそういう生活だったんですけども、

あのー、まあ、レコーディングはみんな向こうのミュージシャンとやってた

んですけども、でー、丁度その頃はね、そのー、ファンクミュージックとか

エレクトリックファンクミュージックみたいなのに傾倒していたので、あまり

そのー、スティーブ・ガッドさん的な音楽は作っていなかったんですけども、

何か一度はスティーブ・ガッドさんとやってみたいなって言う気持ちがあって、

スティーブ・ガッドさん用にね、自分が考えたナンバーを一曲やりましてですね

それが初めての競演に成るわけです。で、もちろん、それは非常に良い出来

上がりになったは成ったんですけども・・・・、ただ、やっぱりこう自分が考える

上において、ちょっと何か自分が無理してるって言う・・・スティーブ・ガッドさん

に叩いてもらえる様な曲になっていないなって言う、何かこう、ちょっと食い足り

ない感じを残したまんまだったんですね、うん。そして、えー、それから、僕は

1回音楽を止めて、凍結して解凍して、えー、2000年、まあ、ですから、もう

11年、それが11年ぶりくらいですかね?久しぶりに「存在の証明」というアルバム

で、スティーブ・ガッドさんとやってみよう!と言う気になったんですね。

で、そこで、「愛と修羅」そして「浜辺の唄」って言うね、今では角松敏生の定番

になってるナンバー、スティーブ・ガッドさんに叩いてもらいまして、これが、もう

僕の中で、非常にハマったんですね。なんか、ようやく40になって、スティーブ・

ガッドさんに叩いて貰える曲が書けるという自信が付いたなって言う瞬間でした。

で、えー、いつかね、ガッドさんにアルバムの半分くらいを叩いてもらえる曲を

書きたいなと言う風に思って6年、えー、ようやくその、をー、「Prayer」という

アルバムを作る気になったんですね。で、そのー、レコーディングでアメリカに

行った時に、そのー、僕の曲に、そのー、スティーブ・ガッドさんが非常にこう、

共鳴してくれまして、で、「僕も日本に行って、一緒に君たちとプレイしたい」なんて

自分から言ってくれたんでね。でー、もう、びっくりしましてですね。まあ、あのー、

ちょっと、あのー、経済的にはリスク高かったんですけども、スティーブ・ガッドが

日本人のポップスの唄モノのバックで叩くということ自体が、もう歴史的な事なので、

えー、これちょっと無理してでもやろうって思って、えー、やっぱ、やって良かった

ですね。で、えー、日本を代表する凄腕のプレイヤー達が一丸となって、その

スティーブ・ガッドと一緒にプレイするゴールラインを楽しみにみんなでやってきた、

えー、そんな2006年のツアーだったと思うんですけど、まあ改めて61歳という

年齢にもかかわらず毎朝4キロ走ると言うね、そのストイックさ、何て言うんですかね?

こう、ドラムはフィジカルな楽器ですから、体ありきってとこで、そういう風にされて

いるんだと思いますけども、一時はね、もうその、お酒の飲み過ぎだとか薬漬け

だって、なんか、ドロップアウトしかけた事もある方でございますけども、今は、

しっかり更正されて、思いっきりこう、まあ、ストレートな生き方をされてる訳で

ございますけども、その61歳という高齢にもかかわらず10時間のリハーサルにも

もうなんか、文句一つ言わずに付いてきてくださって、そしてあの長いコンサート、

も、スティーブ・ガッドをして、「今までで一番長いリハーサル」とそして「一番長い

本番だった」と言っていらっしゃいましたけど、「凄く楽しかった」と、えー、言って

くれまして、何しろそう言ったあのー、プロ根性と言いますか、そういうものに

襟を正すというか、背筋が伸びると言うか、やっぱり、あのー、僕を含めて、日本の

ミュージシャンはみんなそう感じたと思います。

そのー、スティーブ・ガッドさんと僕らのね、集大成的な映像を楽しめますのが

えー、ね、DVDでリリースされています

「TOSHIKI KADOMATSU PEFORMANCE2006 Prayer's Player Special

2006.12.16中野サンプラザ」と、ね、えー、ハイビジョン収録されました、ハイクオリティ

な作品です。是非、こちらの方でね、みなさん、それを感じて頂きたいと思います。

さ、それでは、最後にもう一曲、スティーブ・ガッドのプレイ、ね、もうね、最後、絶対

スティーブ・ガッドと言えば「Stuff」!、っていうねグループ。この時代はやっぱりね、

何て言っても、一番、あー、重要なんじゃないかと思います。

このスタッフが1978年11月に、何と日本でライブをやっているライブ音源が発売

されました。えー、もう今日はこれフルで、えー、最後のこの、スティーブ・ガッドの

ソロも是非聴いてください!えー、

Junior Parker medley/Road Runner/Pucker Up Butter Up

と言うことでございましてですね、えー、お届けしましょう!


♪♪♪Junior Parker medley/Road Runner/Pucker Up Butter Up


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東京FMから、角松敏生がお届けしてまいりました

TDK Life on Record REAL SOUND JAM

いかがでしたでしょうか?

さあ、ガッド特集、いかがでしたでしょうか?

え~、本日はね、フルで!そのドラムソロ聞いていただきましたけど

やっぱ、すごいっすね・・なんかね、やっぱ

This is Steve Gadd という、もう生きるブランド、という

まあ、人間国宝みたいな人ですからね、ほんとにね、これからも、

お元気でがんばって、ドラム叩いて欲しいです。はい。

さて、ここで、番組からのお知らせがあります。

昨年、4月から、一年間に渡って、お届けしてまいりました

この番組なんですが、三月いっぱいを持ちまして終了することに

なりました。(ちょっと沈黙)

っと、間をおいてですね、しかしですね、4月から、

この時間が、小田急グループ提供による新番組

「Odakyu Sound Express」に変更になりまして、引き続き

角松敏生が番組を担当させていただくことになりました。

4月からも引き続きよろしくお願いいたします。

というわけで、一年間お世話になってまいりました。

TDK Life on Record さん、ということでね、そのTDKさんへの

お礼の意味も含めまして、TDKのね、記録メディアがですね

いわゆる、いろいろ広告でタイアップしてきたアーティスト

たくさんいるんですね。

その、TDKタイアップソング特集ということで、

そういった、アーティスト達、どんな人たちがね、

からんできたのか、そんな歴史なんかも含めながら

お礼も含めまして、来週は、TDKタイアップアーティスト特集

お届けしたいと思います。

ということでございまして、このTDK Life on Record

REAL SOUND JAMでは、超硬DVDとクリーナーをセットにして、

抽選で5名さまにプレゼントしています。

傷、指紋汚れ、埃に格段に強い、TDKのDVD超硬。

録画用DVD-R 超硬CPRM対応10枚パックと

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なお、プレゼントのご希望の方は、必ず、あなたの

住所、氏名、電話番号書いて送ってください。

さて、あて先です。

はがきの方は〒102-8080、102-8080

東京FM TDK Life on Record REAL SOUND JAM

ファックスの方は、東京03-3221-1800 東京03-3221-1800

メールの方は、kadomatsu@tfm.co.jp  kadomatsu@tfm.co.jp

まで、たくさんのご応募、メッセージお待ちしております。

ということで、お届けしてまいりました

TDK Life on Record REAL SOUND JAM

そろそろお別れの時間となりました。

また来週の土曜日夜9時に東京FMでお会いしましょう。

お相手は角松敏生でした・・

I See Ya・・・





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