語りたいライブアルバム名盤6
ネタに困って定期的に登場するこのシリーズも6回目、そろそろこっちもネタ切れな感じなんですが、細かいことは抜きにして話を進めて参りましょう。前回、私がのめり込んだYESを含めて、その時代をブイブイ言わせてた4大プログレバンドのひとつ、GENESISを紹介しましたが、そうなると他のバンドも語らなければならんでしょう。EL&P / Emerson, Lake and Palmer in ConcertEL&Pと言えば、日本では大人気の3ピースプログレバンド、マジでギタリストなんでみんな死んでしまえばいいのに、とシンジ君みたいな事を考えていたらしいキース・エマーソンが、The Nice解散後に、King Crimsomのグレッグ・レイクとなんかよくわかんないバンドにいたカール・パーマーとともに結成、「展覧会の絵」「くるみ割り人形」などの有名どころのクラシックをプログレにアレンジしてヒットしました。これもまた友人に熱狂的とまでは言わないですがファンがいまして、最初に貸してくれたのがなぜかこの"in Concert"でした。このライブアルバム、栄光のEL&Pもひっそり解散する直前の、バンドの状態が最悪なときに発表されたにもかかわらず、内容的には実に素晴らしいパフォーマンスが収録されており、特に後半の「ピアノ協奏曲1番」そして「展覧会の絵」は何度も聞き返したものです。後で知ったのですが、この音源はバンドの状態が最高潮だった頃のものだそうで、そういわれれば納得ですね。個人的に鍵盤楽器好きだったんで、もっとこのバンドにのめり込んでもよかったと思うんですが、あんまり縁がなかったです。"TARKUS"のB面にがっかりだったからかもしれません。