営農組合 v(⌒_⌒)/~年越しそば作り

少子高齢化のモデル地域のような我が安寿姫塚の地元では、年々、
田畑の管理維持が難しくなってきています。美味しい新米が食べられるのはありがたいのですが、
お米作りも重労働で若者が首都圏で生活する家庭も多くなり、高年齢になってくるとなかなかたいへんです。同じ地域の中に住む者同志、お互い様に、助け合っていくためにも、
大きな機械を揃え、操作することの出来る若者が積極的にオペレ-タ-登録(現在28歳~66歳・・22名)し営農組合が組織されています。高齢者の委託田を、オペレ-タ-登録した若者が大型機械を持ち込み手伝い収穫するといった方法で進められています。
人と人との関係もまだまだ温かいものがある当地域だからこそ維持できるのではないかと微笑ましく思います。

オペレ-タ-登録した者が定期的に集まり、委託田の周りの草をいっしょに刈ったり、田を耕したり作業を進めていきます。
その都度、顔を合わせ会話をし交流が行われ、人と人との温かい思いやり・助け合いの心が育ちなごやかな交流の機会にもなっています。

去年(平成14年)皆で、休耕田に「ソバ」を植え、大晦日に「ソバ打ち」をし、
各自持ち帰り、自分の作った「ソバ」を年越しそばにし会話もはずみ大好評でした。

今年(平成15年)も、休耕田対策で、広い範囲に皆で「そばの種」を蒔き一面花盛りも終わり、たくさんの実をつけました。
しかし、今年の悪天候に泣かされ不作でした。
営農組合のオペレ-タ-が全員集合し、皆でそば刈りをしました。コンバインを使う予定でしたが、出来が悪く思うように刈れません。「おぉ~い!一列に並んで手で刈るぞぉ~!」日頃機械に頼った作業に慣れたオペレ-タ-さん さぁ~!大変です手で刈り取りです。収穫できた「そばの実」を「とおみ」にかけ粉にひき、12月末大晦日に全員で、「年越しそば」作りに挑戦する予定です。
お父ちゃんやお兄ちゃんが、にぎやかにそば打ちする様子も先々ご披露したいなぁ~と思っています。
そば打ちは、地元:下東公民館(安寿姫塚入り口高台)で 平成15年12月31日10時ごろより行います。
一緒に楽しみたい方是非、見に来て「そば打ち」一緒にお楽しみください。
お持ち帰り・試食などもできる様にと思っています。
詳しい事がお知りになりたい方は、トップペ-ジの「メ-ルのメッセ-ジ」でお尋ねください。

同じ地域の中に住む者同志、同じ志のもとお互い様に、いつまでも仲良く助け合っていければいいなぁ~と思います。
この温かい縦割り構成の絆のパワ-は、耕作の面だけでなく、地元に根付く大切な伝承を一つの文化と受け止め大切に守っていこうと、安寿姫塚夜祭りキャンドルイルミネ-ション企画にも大変なご努力とご協力をいただき中心になってお世話いただいています。人と人との温かいつながりは、やはり、生活基盤である地域の中にこそあると思います。何時のときも皆で仲良く暮らしていければいいなぁ~と思います。



ソバ作り




平成14年12月31日 大晦日
自分達で収穫した「そば粉」を使って
営農組合の皆でそば打ちしました。
まるで子どもの頃に戻ったような楽しい雰囲気の中、会話がはずみ、
年越しソバの出来上がりです。




ソバ作り




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