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カテゴリ:本・作家
久しぶりに読書の感想を。
会社の同僚が「これ面白かったんで、読んでみて」と半ば強引に手渡された分厚い文庫。860pは、流石に分厚くて持ち歩きが大変。 それはさておき、 東野圭吾は、「秘密」しか読んだことなし。 面白くなくはないけど、SF的といいましょうか、幻想がらみの作品ってあまりリピーターになる気にはなれず、そんなイメージでとまってた作家。 ではあったんだけれど、ちょっと申し訳なかった。 この作品は、ちゃんとミステリーしてて、そうとう分厚いけれど、読ませる読ませる。 ある事件が未解決のまますぎていき、場面も登場人物もどんどんかわって、おそらく関連有るだろうという事件が次々起こる。 この、おそらく、というのがポイントで、最後のほうまで確信にふれていかない。 犯人についても、犯人側の内面、気持ちの直接的表現はしてないんだけど、全体的な哀しさや闇の部分が浮き立ってくるという感じかな。ミステリーだし、あまりストーリー細かく紹介しないけれど、登場人物も多くて、浮かんでは消えて行く人たちも多いんだけど、どこかで、おそらくこうなったんだろうっていう伏線もあって、私が知ってる中では、全体的に珍しい手法という印象。 とにかく、話の展開がとにかく巧い。だからこんな長篇でもあっという間に読めちゃいます。 ただ、個人的には、もちょっと人物をがぶっとえぐる作品の方がすきかも、ですけれど。 ********************** あまりの湿気に本日縮毛矯正に美容院へ。 頭半分になったくらい、すっきり。だからやめられないわあ。 でも3日位洗髪しちゃいけなくって、こんなに暑いのに耐えられるんだろうか。 暑いとどうも「冷し」という言葉に目がいってしまい、 今日は、渋谷マークシティに入ってる三軒茶屋「夢吟坊」で、冷しきつねうどん。 こしがしっかりしてて美味しいです。 ついでに、メニューでアピールしてたので(笑)わらびもちもオーダー。これが予想以上においしかった。 透明なのと抹茶色(いわゆるスライムみたいなやつ)が3つづつのって、少し甘めのきな粉につけて食べる。 涼し気だし、甘過ぎず、美味しかった。 お店も店員さんが、がんがん席を誘導してくれるから、ちょっとくらい混んでても待てます。ここはおすすめ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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