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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:映画
色々映画化されてますけどケネス・ブラナーのでもメル・ギブソンのでもなくてイーサン・ホークの「ハムレット」です。最近シェイクスピアの作品を現代風にアレンジする映画がありましたが これもそのタイプです。 ストーリーはマルチメディア企業のデンマーク社の社長(サム・シェパード)が亡くなった。 訃報を聞きつけ留学先のイギリスから帰国したハムレット(イーサン・ホーク)は嘆き悲しんだ。しかも、母ガートルード夫人(ルード・ダイアン・ベノラ)は、まだ死んで2ヶ月しか経たないのに父の弟クローディアス(カイラ・マクラクレン)と結婚するという。 敬愛する父への裏切りと考えるハムレットの前にイギリスから来た友人ホレイショ(カール・グレイリー)が父の亡霊を目撃したという話を聞き…。 シェイクスピアの有名な古典劇ハムレットを現代版にアレンジしたヒューマンドラマ。 最初は時代が現代なのにハムレット(イーサン・ホーク)の話のベースと設定、セリフがそのままなので戸惑ったが上流階級者達の会話なので不思議とあまり違和感を感じなくなる。だけどオフィーリア(ジュリア・スタイルズ)に「尼寺へ行くんだ」はないだろ!アメリカンなんだから修道院にしとけって! それにしてもオフィーリアって…絶世の美女なんですよね?美女…う~ん、アメリカではこういうのを美女って言うのかな?よくわからない。 全体的にアートな作りになっていてとてもスタイリッシュな映画。私は正統派なケネス・ブラナーの「ハムレット」を先に見てベースと知っておいたので比較できてより楽しめました。 ラストの敵国の語りはニュースキャスターかぁ。なーんとなくチラッと見たディカプリオの「ロミオ&ジュリエット」を思い出すのは…パクリ? 伯父クローディアス(カイラ・マクラクレン)の陰謀を暴こうとするシーンを旅の大道芸たちじゃなくて自ら作ったデジタルムービーというのがいかにも現代的。他にもコインロッカーや城を高層ビルに見立てるなど発想は面白かった。 お節介なポローニアスにビル・マーレーとは嵌り役じゃぁん。現代版ハムレットってアイデアは好きだが演技のせいか演出のせいか、はたまた現代なのにセリフがそのままなせいか盛り上がりのない淡々とした映画になった気がする ↓若いハムレットでそれは良かった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月27日 15時09分50秒
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