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カテゴリ:映画
![]() ヒッチコック映画ですがもちろんこれもヒッチコック強化月間の時に見ました。 お話はニューヨーク、戦争勃発の危機に直面しているイギリスとドイツの戦い。オランダの大物政治家で中立の立場のヴァン・メア(アルバート・バッサーマン)がこの戦争の鍵を握る人物と知って新聞社は破天荒な男ジョーンズ(ジョエル・マックりー)を海外特派員にしてロンドンへ飛ばした。 ヴァン・メアも現れるというフィッシャー(ハーバート・マーシャル)主催パーティーの行く先でヴァン・メアに会うもののキャロル(ラレイン・デイ)に目を奪われるジョーンズ。パーティー開催後ヴァン・メアの姿は忽然と消える。 あくる日、ヴァン・メアに再会できたのもつかの間、彼は暗殺されて…。 いやぁ~、いいねぇ!主役のジョーンズ。このいい加減さ、私に通じるものがあるよ。仕事しろよ!女にうつつを抜かすなよ(笑)でも本当にこのキャラクターいいわ!すべての考えが顔に出て馬鹿っぽ~い。 政治絡みの陰謀に巻き込まれるヒッチコックならではのサスペンス。 敵だらけのアジトの風車小屋、ジョーンズが逃げ回るシーンにハラハラ。飛行機墜落や犯人との追跡劇など見せ場もふんだんに盛り込まれている。やはりなんと言っても名場面はヴァン・メアの階段での暗殺シーンでしょう。雨の中大衆の前で殺されるのはインパクト大。 黒幕がネタばれですので見たい人は反転してね→キャロルの父親フィシャーだったのも意外な展開。 白黒映像で昔の作品だがヒッチコックのセンスがかなり凝縮されている映画だ。白黒映画だというだけで見逃すのはもったいない。徐々に話や舞台のスケールがでかくなっていくのに無理がないんだよ。 主演はゲイリー・クーパーだったらしいけど話を蹴ったらしい。で、映画を見て悔しがったそうだ。それくらいに面白い映画だと思ってください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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