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カテゴリ:映画
![]() SF映画不朽の名作。キューブリックの代表作。映画界の新境地など、この映画に対しての世評ですが…納得!!ここまで宇宙という未知のビジュアルを細部にまで表現した作品は他にないかと思います。 ストーリーは400万年前に人為的に月面に埋められた石版〈モノリス〉の謎を解くために3人の科学者と2人の乗組員が木星に旅立った。 ディスカバリー号のすべての機械を制御している完全無欠の9000型コンピューターHAL〈ハル〉(声:ダグラス・レイン)がふとしたミスからディスカバリー号の乗組員に暗雲が立ち込めた。 すげえよ、キューブリック。30年前の映画とは思えん(「時計じかけのオレンジ」に続きまたこのセリフ、でも本当だもん) どうやって撮影したの?人が上下に歩いてるぞ!!ペンが浮いているぞぉ!完璧なまでの宇宙という映像に見惚れてしまう。 今はいろんなCGだの特撮だの使われているがこれ程SFというか宇宙を写実的に表現した映画はないでしょう?リアリズムというか、とにかく綺麗。どのSFよりも宇宙の壮大さを感じられた。不思議だ~昔の作品なのに今の方が映像は発達しているはずなのに…何故? そびえ立つ不気味な存在のモノリス。完全無欠のコンピューターの狂っていった末路。やっぱりキューブリックは狂う系好きなのね~ オープニングから延々と続く猿達の行動、モノリスを見つけ触れ影響を受けて進化し骨を使い敵の猿を殺し高々と投げた骨がスターシップに変化する映像は一瞬にして人間の進化を表現。 美しい宇宙の情景にオープニングの「ツァラトゥストラはかく語りき」はピッタリ合うクラシック。ただ悲しいのは最近この曲を聴くとボブ・サップを思い出すのよね ハルがねぇ~怖いの。感情を持っていてボウマン船長(ケア・デュリア)とプール飛行士(ゲイリー・ロックウッド)の会話が聞こえねーからってコンピュータが読唇術を使うんじゃない!!あの目みたいなレンズが2人をジーッと見据えるようにどんどんどんどんクローズアップされるシーンはゾクゾクきたよ。疑問を持って人間に質問してくるんだよぉ。 ラストのスターゲイトを潜ったボウマンがスターチャイルドに転生し進化した場面は有名。 いずれ、本当にこういう世界がくるのかは知らんが待ち遠しいような怖いような気がする。 キューブリックの異才を見させていただいた作品。ストーリーが難解でも映像だけで楽しめた作品でした!!(笑) ↓今のCG映画よりも素晴らしい宇宙の世界観 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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