カテゴリ:今日のありがとう
祝80000HIT! (自分で押しちゃった・・・)
最近は、更新のペースもゆっくりになって話題もますますあっちこっちにとびまくっている弊ブログではございますが、気がつけば8万回ご訪問いただいたということだそうで、ありがとうございましたー! まさに日記のようなもので、別に世の中のためになることもないようなブログだけど、時には、健康のお話など、私なりにのメッセージを伝えているつもり。 誰かの目に触れ、ちょっとでも影響を受ける人がいるとうれしいな~と。 ということで、今日は、お願いをしてみようかと。 長くなるけど、最後までつきあってもらえて、そして実行してもらえたらホントにうれし~のでヨロシク。 お願いというのは、いくつかの抗がん剤の承認を求める署名なの。 先日、ネットでの医薬品販売の話なんて書いたけど、基本的に私、今のところ薬とは無縁なので、薬にまつわる話って知らなかったけど、日本で承認されている薬の中でも、病気によって使っていいとか悪いとかってあるのねー、知らなかったわー。 そりゃ、この病気には副作用がひどくて云々とか、効果がないから云々って話ならわかるけど、どうも実験結果が揃ってないだけとか、単なるお偉いさんたちの承認の順番待ちとか、なんか変なところでひっかかってる部分がある気がするのよねー。 実験結果が揃ってないって言ったって、世界ではすでに実績があって多くの国で使われてる薬だったりするのよー、でもって万が一の可能性として日本人に合わないっていうならわかるけど、他の病気の治療には使われてたりするのよー、なんか不思議っしょ? これが薬行政ってもんかしら。 厚生労働省に、未承認薬の使用問題検討会議なんかがあるのだけど、その議事録なんて見てると、患者団体などの要望が強ければ、検討も早くなる可能性もどうやらあるらしい。 ・・・ってことで、お願いしたいのは、卵巣がん治療のための抗がん剤。 世界80カ国で承認されている「ドキシル」、70カ国で承認されている「トポテカン」、60カ国で承認されている「ジェムザール」など、他のガンに治療は認められているのに、卵巣がんに未承認っていう薬。 こんな風にだね、世界で発売されている薬が、日本で治験や審査でモタモタしていつまでも販売されていない状態のことを「ドラッグ・ラグ」というのだそうだ。 日本と欧米との発売の時間差って、約3年だの4年だの10年だって話もある。 まあ、3年だとしてね、この3年の間に、救えるはずの命が救えないってひどくない? どうせ販売されるなら、ホントにさっさと販売してあげて欲しい。 多分、「まあそのうち販売はするけどね、手続きとかいろいろあるからさ~、こっちも忙しいんだし、ちょっと待ってよー」みたいな薬っていっぱいあるような気がする。 ここんところに「別にそんなに急いだって、これで助かる人って何人いるの?」みたいな甘さはないかい? いやいや、お偉いさんたちが真剣に議論してくださってるってのも議事録でわかるから、そんな失礼なこと言っちゃいけないかしら。 でもちょっとやっぱ「別に急がなくたって」って言ってる人、いたかも・・・どういうつもりなんだろう? 問題は、厚生労働省の人員不足にもあるらしく、一応、今年になって審査担当者は倍増させたらしい。 多分、審査担当官は、ホントに一生懸命働いていると思う。 問題は、制度だよねー、日本の審査担当者の少なさって先進国では最も少ないらしいよ、なんでなんだろうねー? 税金、もっと払えって??? ちゃうでしょ、なんかやっぱ税金の配分が間違ってるんじゃないかねぇ。 ドラッグ・ラグ問題については、日テレが報道して呼びかけをしているらしいので、そちらも見てね。 ⇒ 「ドラッグ・ラグ 「卵巣がん」とワクチンギャップ」 で、上記の卵巣がんの薬の話にもどるのだけど、これらの薬が承認されるよう今年12月31日まで署名運動をしているのだそうで、協力お願いなのだ。 運動をしているのは、「卵巣がん体験者の会スマイリー」で代表者は、片木美穂さん、「卵巣がんのドラッグ・ラグをなくす有志の会」で代表者は、川上由美子さん。 詳しくは、(クリック⇒)「卵巣がん体験者の会スマイリー 活動報告 【お願い】 抗がん剤ドキシル他の早期承認を求める署名活動」を見てね。 署名方法は、用紙をダウンロードして、手書きで署名して、郵送して欲しいの。 ⇒ 署名用紙のダウンロード 運動は、12月31日までだって! 忘年会で集まった人にみんなにお願いするってのはどう? のんきに宴会してる間にも薬の承認を真剣に待ってる人たちがいるわけだしねー。 署名用紙は、日付未記入で、黒のボールペンかサインペンで。 同意があれば代筆も可だそう。 郵送先等は、署名用紙に記載されてるので参照してね。 ハイ、お願いはここまで。 以下は、この問題を調べているところでみつけた大臣の記者会見録。 ドキシルに関する話が載ってたので、コピペだけどその部分、載せておくね。 どう感じるかは、それぞれでしょうが・・・。 =============== 平成20年5月16日の閣議後記者会見 (記者) 抗がん剤のドキシルについてなのですけれども、世界80ケ国で承認されているのですが、日本ではまだ承認されていなくて、この事態をどう受け止められていらっしゃいますか。 (大臣) これも詳細を言えば、同一の効能があるような薬が既にあるということでありますので、ただ、全く100%効能が同じかというと、若干違うところも別の薬だからあるのだと思います。これは、卵巣がんに対しての薬ですけれども、こういうものは、要するに、承認の差、ドラッグラグですね。これが他国に比べて時間がかかりすぎるというので、アメリカ並みに5年間で1年半で承認するようにするということを今やっています。努力はします。ですから、できるだけ早く承認できるように審査をさせていますので、本当に多くの難病があり、多くの未承認の薬がありますので、ドラッグラグを解消して一日も早く患者の皆様の元に届けられるように努力していきます。 (記者) ドラッグラグの、承認ラグの他に申請ラグというものも問題になっていますが、この申請ラグの解消の対応策というのは。 (大臣) それはもう今予算も人員も増やしました。そういう形できちんとやっていきますし、国民の目線に立って、できるだけ早く良い薬が使えるようにしたいと思っております。 (記者) 審査についてなのですけれども、ドキシルは、迅速審査に半年前になったのですけれども、未だに承認されていなくて、患者から承認を一日も早く求める声がありますが。 (大臣) 審査方法というのはいろいろあるのです。でもこの薬がなければ、要するに他に同一の効能を持つ薬がない、これはもうなんとかして急がないといけない。それは優先になるわけです。抗がん剤なんかは特にそれですけど。しかし、ほとんど同程度の薬があるということで迅速になる。まさに迅速審査ということをやっています。これはできるだけ急がせるようにします。 平成20年9月5日 閣議後記者会見 (記者) ドラッグラグの問題なのですが、5月にちょっとお伺いしたのですが、卵巣がんの抗ガン剤ドキシルの迅速審査が行われているのですけれども、アメリカではもう1999年の10年前に承認されていまして、10年経っていまして、迅速審査中と言ってまだなかなか承認されていない現状についてどうお考えでしょうか。 (大臣) いつも申し上げておりますように、安全性の確認ということは、かつてのサリドマイドのようなことがあるといけませんので、それはきちんとやらないといけない。今一所懸命臨床含めて安全性の確認をやっているところであります。何もやっていないのではなくて、平成19年1月に申請されたものを今審査を行っている。それで、安全性の確認、これはできるだけ早くと思っておりますが、ただ、一番問題なのは、多くの人が罹患される疾病だと治験の数がすぐ集まるのですけれども、どうしても難病になると数が集められない。そうすると、例えば、アメリカの治験のデータだけでいいかとなると、別に人種差別をするわけでも何でもないですけど、やはり日本人と欧米人で違うところもありますから、やはり日本人に基づくデータをとらないといけないと思い、少し時間がかかっておりますけれども、頑張ってやりたいと思っております。それから、今別にいろんな、このドキシルの注射だけではなくて、いろんなものがあるのですけれども、同じような成分が含有されている注射剤は既に卵巣がんに使われているわけなのですけれども、マイクロカプセル化することによって改良されるということで、患者会の皆さん方のご要望も非常に良く分かっています。是非これは命に直結しますのでできるだけ早く、そしてそのドラッグラグの解消、今年度予算でも人員の増加含めてやっており、本当に頑張ってやりますのでもう少しお待ち下さいとしか今言えません、安全性ということで。しかし、患者会の皆さんのご要望はきちんと受け止めて動かしております。 =============== う~ん、記者さんにはもっとつっこんで欲しいところでもあるけれど、大臣が答えられる範囲なんてそんな深いもんでもないだろうから、問題を投げてもらっただけありがたいのかしら??? とにかく署名をたくさん集めよう! 年末助け合い運動だね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.24 01:39:28
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