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アオリイカの生態研究所

アオリイカの生態研究所

2005.02.01
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カテゴリ:カテゴリ未分類
ここ1週間、ブログの書き込みが出来なかったことをお詫びしたい。実は、本格的に
実験するにあたっての打ち合わせを行っていたのだ。水族館館長からもOKサインを頂
き、ホッと一息。これで、ブログもようやく再開できる。

実は、この企画はある雑誌社との協同企画なのである。読者の意見を聞きながらアオ
リイカの生態を報告しつつ、皆様の疑問に答えつつ、最終的には一冊の本にまとめた
いというのが狙い。気軽なものでないだけに、できるだけ正確にかつ慎重にアオリイ
カの生態について書いていきたい。

水槽実験の許可を頂くにあたって、水族館の館長からいろいろなお話を頂いた。この
水族館などは、いずれ皆樣にも公表しなければと思っているが、それはのちのちに…。
その館長さん曰く、「アオリイカは非常に目に頼って生きている」ということ。
皆さんもご承知の通り、エギのアクションやアジ子の泳ぎいかんで釣れ具合が異なる。
それは、アオリイカが目に頼っているからだ。

前に書いた通り、現在この水族館ではアオリイカを展示している。これは、ガラスを
二重にして、アオリイカがビックリすることをクリアしているのであるが、一枚ガラ
スの時は、人が前を通るたびにビックリして展示にならなかったそうだ。では、なぜ
二重ガラスにすると、ビックリしなくなったのか? それについて館長は、「目によっ
て距離を図る能力が発達しているため、ここまではセーフティーゾーン、ここからは
レッドゾーンといった距離感を持っているのでは? 当然動くものに反応して狙いす
まして触手で捕まえるのだから、これは当然のことだろう」。面白いのは次の話。
「当水族館では、エサに冷凍アジを使用している。落ちている途中にはエサに飛びつ
くが、底まで落ちきって動かなくなると、全く見向きもしない。多分岩かなにかだと
思っているのでは?」との話し。つまり、距離感など多彩な神経組織を持つ目を持っ
ているアオリだけに、逆に動かなくなったものには極端に反応しなくなるそうだ。

エギのアクションや活き餌の動きが重要視されるのは、こういったアオリの特性を反
映しているのではないだろうか? いずれ、このブログを利用しながら、皆様にも分
かりやすくお伝えしていきたいと思う。

ちょっと更新が遅れたが、これからも実験を行うたびに、更新する予定。釣り人の常
識を覆すようなアオリの真実に、皆さんを導ければ幸いである。





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最終更新日  2005.02.01 10:40:13
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