
さてマフラーなどを購入されたお客さんからの問い合わせで多いのは、「マフラー本体はオールステンレス製なのにどうしてボルトはステンレスではないんですか?ステンレスの方が錆びないと思うので是非ステンレスにしてください」というもの。確かに錆びの点ではステンレスの方がいいのだが、ステンレスのボルトには熱によるカジリ付きという問題がある。これは熱が加わると、鉄よりもステンレスの方が膨張係数が高いためにマフラーの高熱によって膨張したネジ山・ネジ穴の両方が歪んでしまい、マフラーを外そうとしてもガッチリと山がかじってしまいボルトが抜けなくなってしまうのである。したがってアピオ製のマフラーの取付ボルトはスチールのユニクロボルトを使用している。
さらにユニクロって何?という話になるが、これは亜鉛めっきという電気めっき後に「クロメート処理」というものが施されたもので、これは、亜鉛めっきだけだと変色してしまうことと耐食性がないために行う処理である。
クロメート処理には(画像上から)
1.光沢クロメート(ユニクロ:シルバーぽい色)
2.有色クロメート(クロメート:ゴールドぽい色)
3.黒色クロメート(黒クロメート:黒色)
があり厳密には1<2<3の順で耐食性が向上するが、アピオでは製品の色合い等でも使い分けしている。
ステンレスが熱膨張でだめならじゃあチタン合金ボルトは?という事になるが、チタン合金ボルトの問題点はコストである。まあ別売でどうしてもチタン合金で!という要望があれば不可能ではないのでアピオへのリクエストが多ければ商品化を検討する価値はあると思うが・・・。
ちなみにチタニウム合金によるナット類をアピオでは以下のように商品ラインナップしている。
チタンホイールナットジムニーに最適チタニウム合金のナット20ヶセット
チタン合金ボルトデファレンシャルギア(フロント/リア共通)排出口(下側)用スズキジムニーJB...
チタン合金ボルトエンジン(オイルパン) 排出口用スズキジムニーJB23/33,JA12/22用
Last updated
2006.08.09 09:57:20