ゴールデンウィークも終わる。
ロシアを走ったチームアピオの面々も無事？？？？
関空に到着したと先ほど尾上から電話連絡があり。
そのまま置いてあった別のジムニーに乗って今晩アピオに帰還予定。
「すごかったよ！いろいろと！」とかなり積もる話もありそうなのでみやげ話が
楽しみ楽しみ。


さて私の方は連休最後の日曜日。

ジムニー神奈川・JCJ神奈川支部（以下カナガワと略す）の恒例イベント
山菜ツーリングに参加。

昨年も参加したが美味しい山菜、タラの芽をたらふく食べたので
今年も実に楽しみにしていた。
ところが、天気予報では生憎の雨予想。
しかもかなりの降雨量である。
「え？こんなに雨でもほんとにやるの？
長靴はいてカッパ着て？」とカミさんは信じていない様子で言うが、
ジムニー神奈川とはそういうクラブである。
ちなみに古参メンバーの隊長曰く、
「雨ごときでカナガワのイベントが中止になるなんてありえねえよ！」と
今年の新メンバーに、説明していた。

ところでこの山菜ツーリングは何年も開催されていていつも晴れなのに
昨年と今年は雨で、その原因はその２つに参加したワタシのせいではナイカ？
とのギワクをかけられたが、わたしは強烈な晴れ男で、いつもワタシが
主催したイベントやバイクのツーリングなどは常に快晴だった旨を
説明したが、100％疑いの眼がワタシに向けられたのである。



集合場所のパーキングには9時前に全員集合。
簡単な打ち合わせ（っていうかおしゃべり）をしてスタートする。
昔ならカナガワ時間というものが存在して、
まあ早い話が、決められた時間にはなかなか集合せずに
出発もできないという状況だったが最近は見事9時集合、でほぼ9時に
スタートした。全員でみんながオトナになったからだね～とナットクして
エンジンスタート。
なぜか世の中には希少車であるはずのJA12Cがやたらと多い。

ここのところJB23に乗る機会が多かったが、久しぶりに乗る
JA11も、これまた楽しい。
排気量も660ccで、特別高価な運転装置も使われず、また今と
なってはかなり旧式となった車内の装備だが、そんなちいさな事が
どうでもいいと思えるほど運転していて実に楽しい。
こんな車があるからこそこのジムニーカナガワのようなクラブも
20数年も続いているんだなあ～としみじみ思いながらドライブ。
決して快適ではないが快適と楽しさは必ずしも比例しない事を
つくづく感じる車である。



さて昨年の山菜ツーリング山菜採取場所付近に到着。
みんな黙々とカッパに着替え、長靴を履いて山々に散開。
まるで鍛え上げられたプロの集団のような動きだが、
単に早く食いたいだけの集団とも言う。
ちなみに、カナガワの掟では、聞かないと誰も教えてくれない。
どんな用意が必要で、どんな装備でどんな技量が必要かもアナウンスは
なく、ほとんどが「いつも通りで」の6文字ほどで終了するので
最近のやたらなんでも懇切丁寧に、機械までしゃべりまくる世の中に
慣れた人には訓練が必要。
だいたいカーナビなんてパーキングエリアからの合流が
あるたびに、「この先、左からの合流にご注意ください」と実に細かい。
このあたりの用語の予備知識としては
ジムニー神奈川ホームページの迷語録・珍語録参照されたし。


出発前の下馬評では、今年は暑いからもうすでに山菜は期待できない
のではないか？との予想を大きく覆す結果となった。
つづく。