ケチなのか文化なのか?
某テレビ番組で和田アキ子が神社でお守りを10個買うから一個おまけしてといったらそういうわけにはいかないと拒否されたという。そんな話をしていた、和田アキ子って大阪のおばちゃんやな・・・・・と、思った。その発想たしかにありだ・・・と友人はいうがお守り購入代金は商品の購入代金と違って寄付にあたる。よって「おまけ」という発想はないのである。そこで次の話になった。デパ地下でワインの販売コーナーで試飲をしてくださいと、売り場の人が呼びかけていた。それを試飲して、あっちのも試していい?と聞いて、また別のワインを試飲する。で、どっちも同じ感じやなといって何も買わずに帰る。これは有りか無しかという話題になった。私はありでしょう。試飲しても、買わなあかんことはないのでは?というと、私もそう思うと友人。しかし、関西以外の彼女の友人は買うべきだわ、というらしい。で、彼らは私と一緒にデパ地下に行くのを嫌がるのよ。と、大阪出身の友人は言った。私だったらお試しください~~~なんて言われたら、これ飲んだら、買わなあかんの?と聞くけど。いいえ、お試しくださればいいですなんて言われたら、そのまま、試飲しておいしかったわ~~~おおきに。といって、帰るけどおいしかったわ~~~と、大きな声で言うことは、営業のお手伝いをしていることになるしワインを買わずに帰っても悪くないわよね。というとうんうん、と彼女は賛成した。東京はそうではないらしく値切るのはルール違反だそうだ。でも最近は関西から移転してきた人も増えたし、値切ることはめずらしいことではなくなったみたいなのだそうだが。大阪の文化が、東京を侵食したってこと?面白いね。と私。銀座で扇屋をやっている友人が関西の人は気に入ったら必ず買うといった。めったに東京に来ることないしええもんやし、買うわといって買うそうだ。値段と、必要度とか欲しい度が一致すれば、関西人といっても購入するものだ。(無駄にケチではない)しかし必ず、お値段、これ以上、安くならへんの?と聞く。お店の人は来た~~~~~~~~~ぁ!!!!と思うそうだ。お値段はぎりぎりで提供させてもらっています。というと客は、そうか、銀座やし、高いのは仕方ないねせやったら、その包装紙、多めにくれへん?ここでこうたんやと、自慢するし。来た~~~~~~~~ぁあああ「おまけ」攻撃!!!お店の人は、この対応にどきっとしてお客様、包装紙より、こちらの小物を入れる紙袋を多めでいかがでしょうか?と、小さい紙袋で応戦したそうな。知恵ですね。八百屋さんで一山いくらのみかんがあった。東京はグラムいくらで売るから一山と言ってもみかんの大きさによって数が違うらしい。すると、大阪のおばちゃんはこれにしよせやけどこのみかんの山はほかより数が少ないから、もうちょっとやすしてぇな!!!あかんなら、みかん一個おまけして。と、交渉が始まるという。ちょうどその大阪出身の友人が東京でそれを実践したらしい。おくさん、どこから来られたのですか?と、あきれた店の人に尋ねられ京都・・・・というたら京都のイメージがダウンすると考えて(国際観光都市ですので)もともと生まれ育ったのは大阪なので大阪ですといったそうな。お店の人はああ、やっぱりね・・・・。と、ため息をついたらしい。その友人、東京駅のお土産売り場で試食用のまんじゅうを置いているのを見た。ほかに、なにかあるかな~~~と売り場をぐるっと見て元の場所に戻ってきた。おまんじゅうはひと箱買う必要もない。できれば帰りの高速バスの中で食べたい・・・とおもって、お饅頭の試食をしていた売り場に戻ってきた。すると、試食用のお饅頭はなくなっていた。なんで、さっきあったのに、もうないの?と聞くと大変好評でして・・・なくなりました。と、なにげに係りの人が言った。そんなに好評やったらもっと売らなあかんやろついでやしほかのお菓子を試食させて!!!と、勝手なことを言ったらしい。すると、お店の中にいた女の子がだまって、ほかのお菓子の箱の包装紙をびりびりと破り始めたという。そして、お菓子を試食用のお盆に置いた。これには、自称大阪のおばちゃん、驚いたらしい。が・・・試食用のおぼんから高速バスの中で食べる分だけほないただいていくわ、と言ってもって行ったそうな。すごっ!!!!!!!!