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ワタクシは無趣味であり、多趣味なのです。
ただなんとなく暇つぶしによくやることを趣味と いうなら自分はかなり多趣味だと思うし、 ひたすらこれが好きだ!これがやりたい!という 情熱のもとにやるものが趣味なら、 自分は全くの無趣味だ。 絵は、その内の広い範囲の方に含まれている趣味だ。 夏休みなどの長い休みに入ると、私は何故か絵を描く。 油絵の具など持っていないし、わざわざ買う気もないので 学用品の水彩絵の具でだ。 自由に、下書きもせずにいきなりとりあえずなにか絵の具を 筆につけてべチョッと何とはなしに画用紙を筆でこする。 それに続けて何が描けるかを考えて、これが描けそうだ、 と思うものを描く。無理そうなものは決して描こうとしない。 だから、一向にうまくならないし、描いたものはみんなどれも 似通っている。それでも、そんな自分の絵がちょっと好きだったりする。今気付いたのだが、武者小路実篤も自分と同じかもしれない。彼も文芸活動の傍ら絵を描き続けたが一向にうまくならなかったらしい。そう思うとなんだか誇らしい。 好きこそ物の上手なれ、というけれどTKOなのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年05月11日 22時51分24秒
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