海と風

ブログの皆さん、今年も残り後11日となりましたが、どのようにお過ごしでしょうか？
アクアは、今週は、友達と今年最後のランチに行ったり、昨日は、亡くなった友達の墓参りに行ったりして、ここ数日は、自宅にいませんでした。
特に昨日の墓参り、だんだん年とともにこの高台の坂道をいつまで登れるだろうか？と、切実に思いました。
心疾患を煩ってから、自分が山道、坂道、階段と息切れがひどくて、まだ50代なのに、本当に体力の衰えを感じずにはいられない今日この頃です。

今日のテーマは、高校2年になってからの恋愛話をお話します。

アクアが、中学で野球部の彼をやっと諦めて、新たな好きな人が現れたのは、電車の中でした。通学でいつも同じ車両に乗る背の高い男子校の男子でした。
初めは、全く意識する事もなく、友達と二人でその男子を眺めていたのですが、その前に他の男子が数名その車両には乗っていて、彼はその男子達の友達でした。アクアは、基本眺めているのが、好きだから、見ているだけでいい！そう思ってました。
それが、いつしかその車両には、他の男子達も乗って来て、その男子のひとりがアクアに声をかけてきました。
つきあって欲しいと言われて、考えさせて欲しいと言いました。
実は、その彼は、アクアの友達が密かに思いを寄せる人でした。アクアは、複雑な心境でした。なぜなら、自分は、その彼の友達をずっと好きだったからです。
まさか？その彼の友達から告白されるなんて！有り得ない？と思ってましたが、友達ならと一度は、つきあいをOKしましたが、やはり友達に申し訳ないのと、自分が好きなのは、あなたの友達だから、つきあうことはできないと、つきあいを断り、その日から、車両をかえて通学するようになりました。
だけど、やはり彼の事を忘れられなくて、同じ電車の車両を変えて、彼の姿が見える場所で、見ているだけの恋する女の子でいたのです。
でも、これも彼らの友達にある日、バレてしまい、それからは電車は一本前の電車に乗り、完全に見ているだけの恋もなくなってしまいました。
そうしている間に、彼は卒業して、電車に乗って来なくなり、高校3年になりました。
彼が卒業する前に、連絡先だけは知っていたので、アクアは、アルバイト先にバレンタインデーの日、手作りのクッキーを作って持って行きました。
それを受け取ってもらい、アクアは、自分の連絡先を渡しました。
彼は連絡してくれたのですが、たまたま出たのが、父だったので、そこで父が、誰や！と怒鳴りつけて、それでアクアの恋は終わってしまいました。
今の時代だったら、携帯電話があるから、親に恋路を邪魔される事はないのですが、この時代は、当たり前のようにこんなトラブルはありました。
結局、大好きだった彼の気持ちは解らないまま、そのまま気まずくなって、諦めました。
アクアの人生で、容姿に恋をしたアイドル的存在の人でした。今の岡田将生に似ていて、今思うと彼の容姿が好きだっただけで、中味を見て、好きになっていなかったとつくづく思いました。まさに、見ているだけでいい恋だったのかもしれません。だから、告白すべきではなかったとつくづく思うのでした。
小中高校と、完全に実らない恋ばかりしてました。それも、なぜか？バレンタインデーに告白しては、失恋に繋がる！何度同じ失敗を繰り返せば良いのだろうか？まだまだ、恋愛経験未熟者のアクアだったと思います。
そして、10代最後の失恋は、本当につらい恋でした。
その話は、次回へ続きます。