意志決定■グループの中で起きている事 その7 意志決定 グループは、ある目的、課題を達成するために、作られ、 調整機能(メンテナンス)、課題達成機能(パフォーマンス) という、大きな支えで、関係性を維持しながら、通過点としてのゴールへ進んで行きます:) そこには必ず、意志が働いているのでした:)今回のシリーズのコメントをいただいた中で、 目指せ!セルフプロデュースえがちゃん777選手が、こんな事を書いていました:) >グループには人の思考が働いて・・・ いいところに気がついてくれていたのでした:)えがちゃんありがとう:) 目標が有り、課題達成へ向かうと言うことは、必ず、意志や、思考は、絶えず、 存在し、流動的に動いています:)その事を、共有する事や、明確に意識する事が、 ポイントになると言うことを今まで、語ってきたのですが、では、その意志、想いを、 誰がどのように、判断して、決定しているのかと言うことが、 グループの課題達成に、大きな影響力を与えるのは、容易に想像できると 思うのでした:) グループでの、意志決定のスタイルや、方法には、いろいろあります:) 代表的なものを紹介しておきますが、前置きがあります:) どの、スタイルも、方法も、一長一短で、比較して、どれがいいかと言うことは、 アラキは、問題にしていません:) なぜならば、それぞれの現実の社会において、それぞれ、特別な事情により、 グループの意志決定のスタイルや、方法は、選択されて行くわけで、 どれか一つのスタイル、方法が、ベストであると言い切ることは、困難だと、 アラキは思うのです:) そのグループの持つ、目標、課題達成へ向けての課題の質と傾向により、 臨機応変に取り扱われるべきだと、アラキは考えています:) なんでもかんでも、一つのスタイル、方法で押し通すには、無理があると アラキは思うんだよね:) では、それらを踏まえて、意志決定の代表的なスタイルとして、 多数決、集団の合意、少数支配などが、あるのでした:) 多数決とは、数の多い方に、決定する方法:)選択肢がグループの中にあり、 ある程度の合意が計られ、そこから先、事情によりこれ以上、議論してもらちがあかない、 もしくは、合意形成が困難であるときに、用いられる事が多いかな:) その後、一番多い、選択肢の方を、集団の合意として、グループの共通理解にしていくのでした:) あらかじめ、その事を、前提にすることを、合意してから、行うと、あとあと、 トラブルにならないと思うアラキなのでした:) 集団の合意とは、全員が、自分の意見を出し、全員がそれぞれの意見に納得いくまで、 とことん話し合います。それぞれを受け入れながら、最終的に、全員が、 納得して、共通理解を持つことができてはじめて、課題達成へ向けて、 動き出します:)ある程度の妥協をしながらになりますが、話しをして、 納得のいく妥協を宣言する事で、集団の合意は、深くなる傾向にあるようです:) 少数支配とは、少数の権力、もしくは影響力のもっとも大きななメンバーの決定が、 グループの決定になる、意志決定のスタイルです:) ある意味、専制君主的な、もしくは、ワンマン的な部分はありますが、 時代背景、それぞれの持つ、社会的背景や、グループの持つ目標に対して、 しばしば、我々の生活の中にも見受けられる意志決定のスタイルです:) 今、アラキの頭の中から、浮かんで来たのは、この3つなんだけど、 多分、いろんな方法は、まだあるんだろうな:) でも、凝縮すると、このスタイルに分類できるかなと、思うアラキなのでした:) ま、じゃんけんや、阿弥陀くじなどの、偶然という、必然性に身をゆだねる事もあるけどね:) 日常的に、よく見かける場面だ:) という事で、意志決定の、大切な事は、それら意志を決定する手続きにおいて、 メンバーの合意と、メンバーの影響・・・ つまり、様々な方補で、グループの意志決定がなされました:)ここまでは、手続きだよね:) その手続きを受け入れたあと、グループのメンバーが合意に至って、先に進んでいけるのか、 そして、メンバー同士の影響はどうなのか・・・ この視点は大切なのです。 アラキの経験の中で、会議の中でもまれ、最終的な合意形成の中で、決定した事があります。 見かけ、この決定は、合意が得られたかのように見るのですが、その場が終わり、課題達成へ、 また歩み始めた瞬間に、その決定に対して、自分は合意をしていないから、協力はできない・・・ そう、メンバーから言われます。でも、その方、会議の場面では、異議なしと答えています・・・ つまり、メンバーの中に起きている、感情というレベルで、解決できて居なかった事がここで、 判明したわけです。多分、その方も、苦しい事と、思うのです。 大きな会議の場で、意見を出すことができずに、従うしかない自分にいらいらしていたかと、 思うのですよ・・・その事を他のメンバーとその時に、わかっていれば、いくらかの、 フォローもできたかと思うのですが・・・ 結局、突然協力を得られなくなるわけだから、同じ目的と課題達成を、たとえば、5人で 向かっていたにもかかわらず、4人になり、役割分担以外の部分で一人をフォローして、 さらに、その方の内面もささて、他のグループとの関係性においても、 トラブルがないように調整をして、2倍どころか、5倍以上にふくれあがるのです・・・ 今日のポイントは、いかなるグループの決定事項も、できるだけ、グループ全員の、 声を全員のものにしてから、合意決定をし、さらに、合意をする事が、必要だと言うことです:) グループの合意形成が、課題達成への大きな言動力になるからです:) みんなの声を聴きました、みなんなものにしました、決定をしました、でも、 最後に合意をしなければ、また、振り出しに戻る可能性が、大きいのです。 多くの場合、愚痴という形で、いろんな場面で耳にする事になります。 これほど、グループ全体にマイナスの影響力を与える事もないとアラキは、 思うのでした:) 今日までシリーズで、触れてきた部分を少し当てはめながら考えてみると、 また一つ、深まると思うで、よろしくだよ:) そうすると、あることに気がつくよ、グループの意志を決めるのに、 個人の中でも決定をするプロセス(過程)がるから、そらの気持ちに寄り添う事が できるグループは、はたからみると、やはり、活気があるのかな:) 自分を活かし、仲間も活かし、グループを活かし、グループに関わる他の グループも活かす事になると思うから:) ■今後の掲載予定タイトルと、バックナンバーだよ:) その01 目標 その02 感情 その03 時間 その04 組織化 その05 雰囲気・風土 その06 規範(ルール) その07 意志決定 その08 リーダーシップ その09 メンバーシップ その10 コミュニケーション その11 一般化 その12 コミュニケーションの中で起きていること へと、続きます:) ■参照関連事項 「陸上競技から学んだこと:) 」 「中心性:)」 「価値観とプラス思考(^^)」 気合・気愛こと、伝説のアラキ:)TOPへ ジャンル別一覧
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