競艇大穴狙い・・気象条件による調整
冬場は基本的に本命決着が多くなるというもの。これから暖かくなってくれば、万舟はもう少し出やすくなると推測できる。特にこれからの「三寒四温」による気温の変化や、春先の風は波乱を演出し、年間通して最も荒れやすい季節だ。先週の場別万舟件数を見ても、普段万舟が出にくい蒲郡、住之江、大村といったあたりが荒れていることから、穴党の出番は増えてきそうだ。その際の狙い目は、やはり前日と気象条件が変わっている時。気温、湿度、風向き、風速といったあたりをまずはチェックすることが肝心に。選手は、この気象条件をことのほか気にする。ピットでは温度計を必ずと言っていいほどチェックしそれによって調整をする。主に回転を合わせる作業なのだが、実際には回転を上げたらいいのか止めたらいいのかの正解は難しいところ。単純に気温が下がれば、回転は上がりやすくなるので、上がり過ぎないように調整したりするが、それで失敗することもある。大事なことは、前日と大きく違う調整をしているということ。気象条件が前日とあまり変わらないときは、微調整にとどまるので、あまり相場に変化はきたさないが、前日と変化している時はその限りではない。微妙な調整ミスがレースに影響し、波乱を生む。まずは当日の展示タイムや展示航走をチェックし、気配に変化がないかを注意深く探ることが重要だ。