1581637 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

【亜】arisa no nonsense♀

【亜】arisa no nonsense♀

【亜】インコ物語2

for English version click HERE.
シュタイフ HANSI paraakeetインコ


それからインコはジョンさんに飼われるようになりました。

ジョンさんはインコの事をとてもとても可愛がりました。

でも、ジョンさんはひとつだけインコの事で気に入らない事がありました。

インコはボブさんに飼われている時代から、お金持ちのケンさんとお友達でした。

ケンさんは世界中から変わった鳥を集めるのがお仕事でした。

ケンさんはインコがボブさんに飼われている時から、インコの事を欲しがっていました。

ジョンさんはそれだけが許せませんでした。

お金持ちのケンさんは、豪邸に住んでいて、インコが遊びに行くといつもインコのしゃべる特技や羽根の模様をすごく褒めては、美味しい餌を一杯くれました。

ケンさんはいつもインコに羽根を休めていくように勧めましたが、インコは美味しい餌をごちそうになった後はちゃんと自分の飼われているかごに戻りました。

ケンさんはインコに沢山新しい言葉を教えてくれたり、キレイなものを沢山見せてくれて、インコの技能を認めていてインコを有名にしようとしていました。

インコはケンさんが自分の事を欲しがっているのは知っていましたが、ケンさんの事を怖いとも何とも思っていませんでした。

でも、ケンさんがジョンさんの悪口を言うのはチョットイヤだな、と思っていました。

ジョンさんはいつもインコに言いました。

【ケンはいつか君を食べようとしているだけの悪いやつなんだ。ケンの所に行くのをやめろ。】

インコは怒りました。

インコは自分の才能を伸ばすために信じる道を邪魔されたくありませんでした。

沢山の言葉を覚えたインコはジョンさんに向かってたくさん生意気な口をたたきました。

ジョンさんが初めてインコに本気で怒りました。

続きへ…


© Rakuten Group, Inc.