キリストが「明日のことを思い煩うことなかれ。明日のことは、明日自ら思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である」と言うように、明日のことなど悩んだところでどうにもならないのだから、一日、一日、その日の苦を凌ぐだけで十分だと思います。
この世のことは、未来はどうなるかわからないのだから、喜びや期待に胸を膨らませばいいはずなのに、なかなかそうはいきません。
多くの人は、まだ起こらない先のことを憂い心配する傾向があります。
心配とは、未来に対するマイナスの先取りです。
「大丈夫だろうか」「失敗しないだろうか」と心配すればするほど、物事は心配した通りの方向に導かれていくものです。
そして、いざ失敗すると、「やっぱり」と、さも自分の予測が当たったように納得してしまいがちです。そんな悪循環を断ち切ることです。
昔の人は、『今日に誠を尽くせば未来はきっと良くなる』ことを生活身上としていました。
今あなたが「何を思い、何をなし、何をなさないか」によって、あなたの未来は築かれていきます。つまり、今日の生き方が明日以降の人生を創ります。
そういう自覚で生きていれば、わからない先のことを心配するよりも、今日の務めに精一杯取り組むことができるはずです。