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カテゴリ:プチ旅行記
貴重な休みに、また遊びに行ってしまいました。
だってだって19,20,21日のみの一般公開とか言われたら、行かなアカンやんかー。 年に3日間だけの公開ですぞ? てなわけで、3/21桜ノ宮~北浜・中ノ島散策メモです。(一部、昨年9月に撮った写真も使ってます。) 建物の名前の下の年号は施工の年・人物は主な設計者です。 まずはJR環状線京橋駅で乗り換え、東西線大阪城北詰駅で下車。 テクテク歩いて大阪造幣局へ向かいます。 もう咲いてる桜が1本だけ。 旧造幣局正門&衛兵詰め所 明治4年・トーマス・J・ウォートルス 設計のウォートルスさんは、銀座煉瓦街を作った人です。 門の下にゴチャゴチャ写ってるのは、塗り替え用のペンキ缶とか。隠して置いてよ。(笑) しかも「当時のガス灯」って案内板はあるのに、当のガス灯はない。 のっけからツッコミ所満載です。 ↓ 造幣博物館(旧造幣局発電所) 明治44年・河合浩蔵 特別展「写真で見る桜の通り抜け回顧展」 目当てに行ってまいりました。 30日までだっていうし、25,26はたぶん出勤するだろうと踏んで(泣笑)。 特別展自体は、ほんのわずかなコーナーを割いてパネルとか展示してただけで、あんましチカラ入ってなさそうな感じだったんですが(笑)、常設展だけでもけっこう楽しめたので良かった! 今のわたしは500円硬貨の材質や製造工程を説明できる女! (聞きたい人は早めに聞いてね忘れちゃうから!)(あ、イカン、もう忘れかけてきた)(とりあたま) 建物自体もこじんまりとしてて可愛いですv キレイに改築されすぎてて、最近の建物みたいですけどね。 そうそう、造幣局の通用門みたいなとこから入ったんですが、入り口わきに遠藤謹助さんのレリーフが。 造幣局の局長をつとめてた際に、局内の桜並木を「職員だけで楽しむのはもったいない、市民にも開放しよう」つって提言した人。通り抜けの生みの親です。 で、長州ファイブの一員でもあります! (いつのまにかこんな手作り感あふれる公式サイトが! 笑) ↓ 泉布観 明治4年 ・トーマス・J・ウォートルス 造幣局の応接所として建てられたもの。泉布観の名は明治天皇の命名で、泉布は貨幣、観は館の意味。 こういう広いベランダを持つコロニアル様式は、幕末~明治初期によく見られた形らしい。 年に3日間だけの一般公開とは、こちらの建物。 なんで3日間だけかというと、倒壊しそうだから。(たぶん) しかも見学は1度に30人まで。なぜかというと、倒壊しそうだから。(おそらく) ついでにその30人が2階に集中しちゃマズイそうです。なぜかというと以下略。 うーん、「当時のまま保存」にも限度があるというか(笑)、なにも傷んでボロボロになったカーテンも替えずに残しておくことないのに…と思ったです。 補強工事とかで使用に耐えれるようにして、インテリアもきれいにして、何かに使えばいいのに。 こんな箱入りにしてるより、そのほうが建物も嬉しいと思うんだけど。 …でもそうするには立地が悪いのかな~。このあと回った北浜・中之島は都会のど真ん中だから、保存再生再利用しても元が取れるけど、ここ他になにもないしなあ。造幣局以外。 建物自体にはとりたてて感動はなかったんだけど(こういうコロニアル様式が植民地スタイルだって知ってたからかも?)(いや、多分、設計者のウォートルスさんが建築の専門家じゃないって知ってたからだ・笑。先入観に左右されがちな私)、大阪に残る一番古い洋館だってことで、中にお邪魔できて満足☆ 当時は高価だった陶器のタイルに憧れて、床をペンキで市松模様に塗ってみるとか、かわゆいですよね。 ↓ 大阪市ユースアートギャラリー(旧造幣寮鋳造所正面玄関) 明治4年 ・トーマス・J・ウォートルス 現在は、大阪市内の園児・生徒らの絵画展などを行う施設になっています。 それにしては、いかめしすぎる玄関ですよね(笑)。子供ビビりそう。 この玄関部、造幣寮鋳造所にあったものを移築してとりつけたもので、玄関だけが国指定重要文化財になっています。 ↓ ホントは南森町から地下鉄で北浜まで移動しようかとも思ってたんですが、南森町の駅までがけっこう遠かったので(笑)、どうせなら全部歩いちゃおうか、と歩くことにしました。 そしたら、通り道にこんなの(↓)が。 大阪天満宮 天保14年 じ、実は初めて行きました大阪天満宮…! 北野天満宮とか、他府県のは行ってるのに。 本殿は地味な外見ですが、天保14年の再建とのことです。沖田総司満1歳。 空襲にも耐えた、というのがスゴイです。 このあと、天満宮の表参道を南下し、大川が堂島川と土佐堀川に分かれる部分にかかる難波橋を渡って、北浜へ。 …ってとこで、長くなってきたのでわけますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.03.27 02:18:31
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