誰も守ってくれない
製作:2009年
上映時間:118分
犯罪者の家族を保護するという一般には知られていない
警察の役割に注目した「踊る大捜査線」シリーズの脚本家・君塚良一が、
10年越しの企画を完成させたシビアな社会派ドラマである。
手持ちカメラとロケ撮影をメインにしたセミ・ドキュメンタリー撮影によって、
少年犯罪、家族の崩壊、表層しか追わないマスコミ、
歯止めのかからないネットの暴走など現代社会の
残酷ですさんだ部分がリアルに描かれる。
逃避行を強いられた志田未来演じる少女の
不信に満ちた真っ直ぐなまなざしを受け止める刑事役の
佐藤浩市と松田龍平の抑制の利いた演技と独特の存在感が素晴らしい。
第32回モントリオール世界映画祭最優秀脚本賞受賞作品。
J-com番組で、2回も観てしまいました
事件の時間経過をドキュメンタリーのように
生々しく追っていきます
台詞もいたって少なく
なので反対に、俳優さんたちの表情に
見入ってしまいました
佐藤浩市さんは前から好きな俳優さんですが
今回、松田龍平さんも良かったです~
志田未来さんは、映画の大きな画面で
似合ってますね~
楽しみな女優さんになりそうです