|
|
|
|
| HOME | Diary | Profile | Auction | BBS | Bookmarks | Shopping List |
│<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く |
英国から帰国して1年も経たない間に、省兵の父親は肺炎をこじらせ急死してしまった。 父の死後、会社は父の弟である叔父が継ぎ、省兵の兄はその後継者に叔父の許へ引き取られた。 しかし母親と省兵は母の里へ帰されてしまった。 まもなく省兵は、母親の妹の嫁ぎ先の米問屋に奉公に出された。 奉公と言っても名目で、お店を手伝いながら学校にも通わせてもらえることになり、省兵にとっては有難い話であった。 省兵はいつかバラバラになってしまった家族がまた一緒に暮らせる日を夢見て、仕事と学問に一生懸命励んだ。 その甲斐あって、省兵は中等学校から高等学校へと進み、さらには工科大学への進学も決まっていた。 しかし工科大学は支那(シナ…今でいう中国)の旅順にあったため、省兵は英国から帰国以来再び海を渡ることとなった。 1931年(昭和6年)、省兵19歳の年であった。 To be continued... ![]() ついでにコチラもポチッとお願いします→ ![]() 掲示板の方でぶちぶち独り言も呟いていますので、お暇だったらお付き合いくださいませ。 [連載小説]カテゴリの最新記事
│<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
|