|
|
|
|
| HOME | Diary | Profile | Auction | BBS | Bookmarks | Shopping List |
│<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く |
明子には中国に来てから知り合った、美佐子という日本人の友達がいた。 しかし彼女は上海で生まれてすぐに両親が事故で亡くなってしまった為、フランス人の一家に引き取られていた。 その為、理解できる言語はフランス語のみで、後は少しだけ英語を話せるのみだった。 明子はイギリスの学校でフランス語も勉強していたため、二人は出会った時からフランス語で会話をしていた。 二人は似たような境遇から、急速に仲良くなり、無二の親友となっていた。 省兵は2度目に明子に会いに行った際、美佐子を紹介された。 省兵はフランス語を理解していなかったために、明子に通訳をしてもらいながら会話をした。 明子より2歳年上の美佐子は、まだ幼さの残る明子に比べずっと大人っぽく、知的な感じのする落ち着きのある女性だった。 それまで若い女性とあまり接する機会のなかった省兵にとって、そんな美佐子の姿はとても眩しかった。 また美佐子も心安い友の理知的で凛々しい姿に淡い恋心を抱いていた。 その後、この二人が急速に惹かれあっていくのを妨げるものはなく、妹の明子も少し寂しさを感じながらも、大切な二人の仲睦まじい様子を微笑ましく見守っていた。 二人の会話にはいつも明子が間に入っていたため、明子が疎外されることはなく、いつも3人だった。 3人はそれぞれに今までにない幸福感を味わっていた。 To be continued... ![]() ついでにコチラもポチッとお願いします→ ![]() 掲示板の方でぶちぶち独り言も呟いていますので、お暇だったらお付き合いくださいませ。 [連載小説]カテゴリの最新記事
│<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
|